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TCG初心者がDream Order始めてみた④ライオンズの中継ぎ・抑え投手陣考察(第4弾まで)

これまでの記事はこちら。

■試合のカギを握る中継ぎ投手

前回の先発投手に続き、今回はライオンズの中継ぎ・抑え投手の紹介をしていきたいと思います。なお、執筆に間があいた過程で第4弾が発売されていますので、第4弾の投手も含めて取り上げていきたいと思います。コストの高い順番から。

中継ぎ・抑えの役割は現状の環境において、ある意味、先発投手よりも重要かもしれません。千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手、オリックスバファローズの山下舜平太投手のような圧倒的なパワーのある先発投手がいれば、また話が変わりますが、上位打線を抑えるためにも継投は必須の手段と言えるでしょう。

初期手札6とはいえ、無条件DP7強すぎる
初回限定とはいえDP8!

■コスト2の中継ぎ・抑え

ではコスト2の中継ぎ、抑え投手から紹介をしていきます。

◆水上由伸 中継ぎ

コスト2投手なら事実上の一択

常時ダイス-1は普通に強い。DP補正はありませんが安定感はあり、これは紛れもない新人王時代の水上さん(なおその後は深刻な不調に陥っており、苦戦中)。ただ圧倒的な先発のいないライオンズにおいて、コスト制約上のネックはあります。また、1コスト手札7枚の投手もいないので、

1(先発オープナー)

2(水上)

1(中継)

1(抑)

といった手組みもしづらい。ただ、ダイス常にマイナス1はやっぱり強いので、彼を軸とした継投する道筋もあると思います。

◆甲斐野央 中継ぎ

ホークスカラーの甲斐野投手

第3弾で封入された、FA補償で入団した選手。FAなどで移籍した選手は移籍前のチームの特色を引き継いでいるというカラーがあり、かれも「タイムポイント」を武器にしたソフトバンクホークスの特徴を持っています。

前回の先発投手の紹介でも甲斐野投手を紹介しましたが、彼を使う場合は、先発で武内投手か隅田投手を選ぶ、という選択肢になると思います。タイムポイントで手札を増やしたり入れ替えたりしながら守備札を安定させ、甲斐野投手でタイムポイントを回復させて継投する。あるいは、スキルでタイムポイントを使って手札を増やす古賀選手と組み合わせるという手段も考えられます。第4弾で導入された「代打」の選択肢もありますね。

タイムポイントを使って手札の入れ替え+1枚増
できる古賀捕手

タイムポイントに加えて、「覚醒時DP+1」も強いです。覚醒1枚出しでDP13となるので、かなり安定感はあります。

【2(武内)】or【2(隅田)】

↓(ここで2回、タイムポイントスキルを使う)

【2(甲斐野)】(タイムポイントが回復して継投できる)

【1(増田)】

という手順になります。隅田選手の場合は3枚引いて2枚捨てる、武内選手の場合は2枚増やす、なので、有効札の獲得には隅田選手、単純枚数なら武内選手という選択になりますね。

◆増田達至 抑え

ノーアウト時、ダイスマイナス2

最終回のみ登板できる抑えの2コストバージョン。ノーアウトの時にダイスマイナス2してくれるので、たとえ打撃判定に持ち込まれてもかなり安心感があります。2コスト抑え投手がもう1人いるので、先に紹介します。

◆アブレイユ 抑え

覚醒するとDP15になる

ダイスマイナスはないですが、覚醒するとDP15になる投手。1枚出して最大15となるのは、相当強いです。AP6の選手が通常覚醒で12、+1あっても13、ダブル覚醒して18。DP4の選手を1人つければ19になるので、勝負師打たれない限り越せません。手札枚数も+3というのが安心感あります。

2投手とも、確かに強い。強いのですが、抑えに2コスト払う余裕がライオンズ投手陣にあるのか、というと微妙です。最終回に2コスト払うということは、1回、2回を3コストで乗り切る必要がある。3コストの先発か、2コストの先発+1コスト中継ぎにつなぐか、1コスト先発で2コスト中継ぎor1コスト中継ぎ×2にするか。組み合わせはいくつかありますが、どのケースでも守備時の手札が心もとないように感じます。一つの案としては

【3(高橋)】=手札7

【0(田村)】or【0(青山)】=手札1~3※田村条件付き

【2(増田)】or【2(アブレイユ)】

あるいは

【2(高橋)】=手札7

【1(松本)】or【1(水上)】or【1(佐藤)】=手札2~3

【2(増田)】or【2(アブレイユ)】

といったところでしょうか。攻撃陣のドローソースがある程度あるとはいえ、結構キツい感じがするんですよね。ただ、3コスト先発との組み合わせはやってみたい気がします。特に、のちに紹介する0コスト田村投手は、リード時ならタイムポイントを使って手札を1枚増やせるというスキルを持っているため、2回裏2死くらいまで高橋投手で粘り、リードしたら田村投手にスイッチして抑えきる、みたいなやり方ができるのではないかな、と想像したりします。これも試してみたいとことです。

■コスト1の中継ぎ・抑え

やばい、めっちゃ長くなってきた。サクサクいきます。

◆水上由伸 中継ぎ
◆松本航 中継ぎ

スタートデッキ版水上さん
背景が光成さんと似てる

この2投手の使い方は「ほぼ」同じです。「3-1-1」の継投で使うか、「2-1-1-1」の継投で使うか。「中9覚」「12覚」で編成する場合、第3弾まではほぼ、この2投手が中継ぎで使用されていました。私も第4弾まではこの2投手を編成。特殊能力はないものの、手札がいずれも+3なので、かなり安定するのが魅力です(現実もこの2投手で安定する中盤を作れたら良かったのに!)。1枚出し覚醒DP12、2枚出しで「渾身の一球」(リリーフ投手に使うと+DP3)を使うと両面DP15となります。

2投手の違いは、サポートAPが強振か、ミートか。これはオーダーにどっちを組みたいか次第だと思うので、強振を厚めにしたければ水上選手を、ミート寄りにしたければ松本選手を選ぶ、という判断で良いのかなと思います。

◆佐藤隼輔 中継ぎ(第2弾)
◆佐藤隼輔 中継ぎ(第4弾)

第2弾版
第4弾版

佐藤選手はコスト1で2パターン出ています。第2弾は基礎DP5で手札4、第4弾は基礎DP6で手札2、5枚以上ならDP+1。2弾版は手札4は良いのですが、中継ぎで基礎DP5はかなりキツイ。1ポイントリリーフとして使うにしても、そのために覚醒札を数枚割くのはリスクも高い。ということで、この佐藤選手を選ぶよりは、上記の松本or水上になるのかなと思います。

一方、第4弾版の佐藤選手は手札枚数こそ少ないものの、条件付きでDP7にできる強みがあります。5枚以上、というのは簡単ではありませんが、中継ぎの場合、初期手札をある程度コントロールできますし、下位打線相手なら覚醒でDP13出せれば、かなり封じ込めることができます。もし先発投手をすぐ降ろすオープナー型で戦う場合、1枚出しですぐ帰れば、(7-1+1+2)で9枚から始めることができ、少なくともバッター2人に対しては2枚出しを続けても確実にDP7で戦うことができます。個人的には、条件付きながらDP7を出せる佐藤選手は好きで、第4弾以降、使い続けています。手札の管理さえできれば、1コス中継ぎのなかでは強力だといえるでしょう。

◆平井克典 中継ぎ

大ピンチの時に!

平井選手はピンポイントの能力持ちです。登板した瞬間の1打者だけに対し、ダイスを2マイナスするという能力を持っています。これはたとえば、2回裏の二死に得点圏、絶対に打たれたくない場面でダイスお祈り込で登板させる、とかでしょうか。手札枚数も+2ですし、登板時以外はスキルがなくなるので1回任せるのはどうかなと思いますが、大ピンチの際には頼っても良いかなと思い、一応、オーダーデッキには入れています(使うタイミング難しくて実践はしていません)。

◆増田達至 抑え

ライオンズを支えてくれてありがとう

1コストの抑え投手は、スタートデッキに入っている増田選手だけです。初期DP7で1コストで使える抑え投手は使い勝手が良く、採用している方も多いと思います。残念ながら今年引退されてしまいましたが、私のデッキでは当面、最終回を任せ続けることになります。これからもよろしくお願いします。

■コスト0の中継ぎ・抑え

◆青山美夏人 中継ぎ

新人時代から中継ぎ、先発と頑張ってる

0コストでDP5、手札+2の青山選手。継投を軸にした編成だとタイムポイントが余らないし、3コスト先発の編成でも、基礎DP5は心もとないため、現状なかなか使いどころが難しいかなというところです。

◆アブレイユ 抑え

来季もよろしく頼みます

第3弾に封入された、0コスト抑えのアブレイユ選手。抑えなので最終回限定ですが、3コスト先発を使っている場合は、選択肢に入るのかなと思います。例えば、【3-0-2】【3-2-0】みたいな継投でしょうか。

◆田村伊知郎 中継ぎ

3コスト先発でリード時に有効

第4弾で封入された田村選手。リード時に登板した際、タイムポイントを消費することで手札を2枚増やせます。タイムポイントが余るのは3コスト先発使用時なので、3コスト先発でリードしているときに有効ですね。リードしたときに田村選手を挟めば、【3-0-2】の継投で手札を大きく減らさず、2コストの中継ぎ・抑えに継投することができます。ただリード時以外は手札が1枚しか増えないので、状況を踏まえながらの登板が必要です。この場合、メインデッキに覚醒札を積むのか積まないのかなど悩ましい面もあります。

■終わりに

以上、第4弾までの中継ぎ・抑え投手について簡単にまとめてみました。

次回は、野手をまとめたいと思います。

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