TCG初心者がDream Order始めてみた②
前回の記事はこちら。
■TCG初心者、ドリームオーダーを学ぶ
前回書いた通り、私はTCG未経験者です。トレードやコレクション目的以外でカードを触ったことがほとんどありません。ということで、「まずはきちんとルールを学ぼう」と考えました。
まずは
公式サイトのルール解説を読み、
公式動画で復習し、
ティーチングツアーで実際にプレーしてみました。
■一通り学んでの感想
一通り勉強して感じたのは
「頭使うな、これ」
でした。まず正しい手順を覚えることはもちろん、カードそれぞれの性能をきちんと認識しないといけない。さらに相手がどのように「攻撃」「守備」をするのかを読む必要もある。私はボードゲームもテレビゲームやスマホゲームも好きでよくやるのですが、PVP(対人戦)で好むのは麻雀くらい。将棋やチェスは上達できず、据え置きもスマホも対戦は不得意で経験がありませんでした。
楽しめるのかに若干の不安はあったのですが、フローの根底にあるのが「野球」だったので、思ったより早く慣れることができました。すんごくざっくり表現すると、
・3イニングで得点を競う
・攻撃のターンと守備のターンが明確に分かれている
・チームによって個性がある(環境で強弱がつきやすい?)
・打撃判定に持ち込めるかどうかの駆け引きがある
・最終的な勝敗を握るのはサイコロ
という感じです。
■いざ、デッキ構築
ゲームを始めるためには、デッキを組まなければなりません。基本的なルールは公式サイトによる以下の画像が分かりやすいと思います。
◆オーダーデッキ(出場・ベンチメンバー)
端的にまとめると、オーダーデッキ構築の基本的なポイントは
【投手】
出場総コスト5まで
交代にはタイムポイントを消費する(初期値は3)
先発は必ず1枚は必要
ベンチメンバーのコスト制限は無し
【野手】
出場総コスト10まで
各ポジション1人+指名打者枠1人
打順は自由に組める
という感じにまとめることができます
◆メインデッキ(手札として使うカード)
次に、メインデッキ=手札として使うカードです。
このメインデッキは「手札」として使います。打撃をするとき、守備をするときに手札から1~2枚を出して勝負が決するので、このメインデッキになりを入れるかがカギとなります。メインデッキの編成については、対象チーム、オーダーとの兼ね合いでさまざまな形があるので一概に解説はできません(さまざまな方がより詳しい解説もされているので、そちらもご参照ください)。一つだけポイントをあげるとするなら、
「選手覚醒」と「勝負師」
です。
◆覚醒
手札からサポートエリアにカードを出した場合、通常はそのカード右下にある、サポート値のAP/DPが加算されるのですが、メインエリア(野手の場合は「打席」、投手の場合は「マウンド」)にいる選手と同じ番号のカードを手札から出すと、AP/DPがそのまま加算されるという仕組みです。通常のサポート値より当然大きいので、攻守ともに「勝てる」可能性がグンと上がります。覚醒させるためには、メインデッキに同じカードを積まなければなりません。メインデッキ編成の重要なポイントとなります。
◆勝負師
上記のように強力な「覚醒」ですが、当然、対抗策はあります。それが戦術カードの「勝負師」です。
説明にある通り、「覚醒」を無効化できます。勝負所!と思って覚醒したら、この勝負師を打たれて凡退/失点……と局面を変える1枚です。
先述した通り、チームの特色によって変わる部分は大きいのですが▽「覚醒」狙いでどのくらい同じカードを組むのか▽覚醒を防ぐための「勝負師」を上限3枚まで積む――というのは、メインデッキ構築の大原則(少なくとも第3弾環境までは)ですので、ぜひここは抑えていただければと思います。
なお、市販されている構築済みスタートデッキには、選手カード各3枚、勝負師2枚しか入っていません。オーダーに選手カードを1枚使うと、メインデッキには最大2枚しか入れられない構成。どうしても覚醒したい選手は上限の3枚を入れたいところなのですが、構築済みスタートデッキだと足りない仕様なのです。
まあスタートデッキだけでゲームをがっつりやろうという方はおられないかもしれませんが、念のため記載いたしました。
■終わりに
以上、ルールやデッキ構築について端的にまとめてました。③ではいよいよ、ライオンズのカードについて詳しく紹介していきたいと思います。
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