kk(エッセイ&4コマ漫画&小説書き)
恋愛小説(ある男の話)です。スキマ時間にでも読んでもらえると嬉しいです。
エッセイ集です。日々、感じたこと、これは!と思ったこと、ほほう?と考えたこと...などなどを書き留めていきます。
ほんのりした4コマ漫画を描いていきます。
父は、予想のはるか斜め上を行く人物だった。 見た目は、大人、頭脳は子供、であった。 まずその見た目。 かなりのロン毛である。それも白髪交じりの。 カウボーイみたいなテンガロンハットをかぶっている。 そして『世界平和』と書かれた黒いTシャツを着ている。 黒というより濃いグレーみたいな色で、おそらくかなり長い間着まわしているので、色あせたものだろうと思う。 それから頭脳。その見た目からの期待を裏切らず、 良くも悪くも、純粋な子供のようであった。 「悪かっ
最近、リアルな生活が充実していた。 もとい、仕事で忙殺されていた、という方が正しいかもしれない。 そのせいか、まったくnoteの記事が書けなかった。 noteで記事を書くような表現活動(と呼ぶのもおこがましいが…)は、私にとって、『何かが足りない日常』の『足りない部分』をうまく補完してくれるものだと思っている。 ※こんな駄文でも『誰かに見ていただいている』というのも、とても救いになっております。。 そのため、リアルが充実していれば、そもそも補完する必要がなくなってしま
この歳になると考えることがある。 死とは何か。 生きるとは何か。 今現在、幸いにも、身体の大きな病気や生命の危機を脅かされることはなく、まだ、自分にとって『死』は身近にない。 しかし、かと言って『生』の実感も、あまりない。 いや、死が身近にないからこそ、 生の実感がないのかもしれない。 そして人生において『安心、安全、安定』がいちばんの理想だが、それは建前であって、本音では、ほんのちょっぴり、死ぬかもしれないような極限のスリルに憧れる気持ちもある。
私はグミが『なんとなく』好きだ。 そして、たまーにしか食べない。 ペースにして、だいたい2週間に1回くらい。 グミもれっきとしたお菓子だと思うけれど、チョコレートやクッキーとは違い、個人的にお菓子のカテゴリには入っていない。 サプリとか栄養食に近いような、ややケミカルな、医薬品のような部類に入っている。 イメージ的には、スーパーではなくドラッグストアに売っているような感じ。実際にはスーパーにも売っているけれど。 見ているだけで楽しい、明らかに合成着色料ま
年々思うこと。 大人になって、他人に褒められることが減ってきた。 昔は、何か達成したりするごとに、 「えらいね」「すごいね」と褒められた。 やがて大人になり、おっさんになり… 褒められるのではなく、逆に褒める立場に入れ替わりつつある。 でも、褒められる、ということは、 生きていく上で必要なエネルギー源だと思う。 (だって褒められないとやる気出ないんだもん) そんな時どうするか。 自分で自分を褒めればいいじゃないか! というわけで、これからは、
私は基本的に、食べ物を残さず食べる。 そう親に教わったからだ。 いや、教わったというより、父も母も、基本的に食べ物を残さない。 キレイに、ペロリと、お皿の上に盛られた料理を平らげる。 料理を作ってくれた人への礼儀、出された食べ物や生産者への感謝...とか言えたらかっこいいのだが、実際はそうではない。 単に、我が一族が食いしん坊なのである。 そして、貧乏性なせいか『残す』ということが、シンプルに「もったいない」と感じるのだ。 基本的には汁の一滴、米の
今までに「この人と出会ってから、自分の人生の何かが変わった」という人物はいなかっただろうか。 歴史上の人物などではなく、実在していて、実際に出会ったことのある人物である。 私の(三十余年の)人生の中では、あてはまる人物が少なくとも三人はいる。 私は、彼らのことをひそかに『ゲームチェンジャー』と呼んでいる。 (野球の試合などで、出場したとたん、試合の流れを変える選手の意味) それまで、のらりくらりと停滞していた人生を、ガラッと転換させるような人物たち。 ち
みなさま、台風大丈夫でしょうか?私は家の外の雨がひどくて、一歩も外に出られません。ぴえん。。しかし、『逆境をエネルギーに変えてやる的な貧乏根性』が発動して、あたらしく4コマ漫画始めてみました。お手柔らかにお願いします。ではみなさま、どうぞお体に気をつけて週末をお過ごしください!
ある日のこと。 「バリバリバリ!!」 ??? 右の耳の中から、謎の異音がする。 雷が鳴ったような音。 もしくは、紙をくしゃくしゃに丸めたような音。 何か入っているなぁ~、と思い、 耳かきで掻き出してみる。 何も出てこず。 片足立ちで、異音のする方の耳を下にして、 とんとんとん、と飛び跳ねてみる。 何も出てこず。 あれこれ悪戦苦闘していると、 「耳鼻科に行ったら?」と妻。 翌日、仕事を抜けて、耳鼻科へ行くことに。 病院の待合室でも
雨の日が続いている。 台風が日本列島を横断しようとしている。 雨に日になると、ふと、少し気になることがある。 『傘』について。 ...進化してなさすぎじゃない? と。 携帯電話、時計、自転車、メガネなどなど。 その他もろもろの、身の回りの家電や生活必需品などのツールは、それなりに進化してきた。 機能追加されたり、形を変えてコンパクト化されたり。 しかし傘に関しては、ずーっと前から、 おなじ姿かたちをしている気がする。 機能的にも、ボタンを
パキラ、ガジュマル、サボテン。 我が家には、いくつか観葉植物がある。 そうなったきっかけは、とある日、 妻が「観葉植物を家においたほうが運気が上がるらしいよ」的なことを言いだしたからだ。 それ以来、ホームセンターで気に入った子を購入し、少しずつ家に置くようになった。 運気うんぬんは置いといて、観葉植物を見ていて思うのは、「やはり植物はいい」ということ。 視界に入るだけで癒される。心が落ち着く。 テレビでアホな瞬間(ハリウッドザコシショウの芸etc)を見て
今日は久しぶりの雨である。 朝6時現在、くもりのせいか少し薄暗い。気温もいつもよりか低い。 うちの庭は、アマガエルがよく出る。 (ウンチもよくされる。黒い小さなやつ) また、雨のおかげでアマガエルが元気になるなぁ、と、庭を眺めながら本記事を書いている。 雨が降ると、なぜか、実家にいたおばあちゃんを思い出す。 古い実家の、おばあちゃんと暮らした記憶。 うちは昔、二世帯住宅だったので、父と母と、おじいちゃんおばあちゃんとで一緒に暮らしていた。 私が小さ
先日の京都旅の時、京都駅で、久しぶりに外食でラーメンを食べた。 値段は千円ちょっと。ワンタンが入ったやつ。 (小麦粉とか材料費高騰のせいか、ずいぶん高くなった…) ちょっとピリ辛で、なかなかおいしかった。 そして、サッと出てきて、サッと食べられたので、とても助かった。 (なるべく早く帰りの電車に乗れたら、と思っていた) それにしても、ラーメンって美しいなと思う。 どんぶり一杯に、いろんなものを集約しているからだ。 定食やコース料理なんかだと、小鉢やお皿が
先日、妻と二人で京都へ行った。 (おちびさんたちは、ジジババにあずけて) 妻は一日用事があったので、私は別行動へ。 目的地はただ一つ。 私の好きな『鴨長明』が住んだと言われている、『方丈庵』がある河合神社だ。 ぜんぜん土地勘がないので、 とりあえず京都駅から、京都御苑の近くの駅(丸太町駅)へ移動し下車。 そこから歩いて、河合神社を目指すことに。 この日は歩くと決めていたので、ひたすら歩いた。 (あとで歩数を見たら24,000歩を超えていた) ..