果てしない仕事の先にあるものは バビロンの塔 『あなたの人生の物語』より を読んで 著テッド・チャン
うらやましがることないはないさおれたちの仕事がすんだら、誰もがみんな空の丸天井に触れるんだから
果てしない先の見えない仕事ってどんな物があるのかな?
今自分で思いつくようなものはないな
バビロンの塔では、そんな仕事に務める人たちのことが気になった。何人か天まで届く塔の中で暮らす人たちが出てくるけど先の見えないものに期待をするのって一種の諦めがあるのかもって感じた。
読もうと思った理由
家の中で隔離さたから本を読むしかなかった。
積み本の『あなたの人生の物語』を読むことにした。
一番最初に読んだのがバビロンの塔だ。
簡単なあらすじと感想を書いていこうと思う。
あらすじ
イスラム文化圏のなかで天の丸天井まで届くバビロンの塔を建設していた。その建設は完成間近になったため鉱夫である主人公のヒラルムは丸天井に穴を掘る役割として仲間の鉱夫と共にバビロンの塔に登りはじめた。バビロンの塔を登る中で塔の中で生活している人々と交流しながらひたすらに上を目指して傾斜を登る。
感想
もし自分が空のその先にある天上に行くために果てしない仕事をするとしたどうなるんだろうなー?って考えた
きっと自分は気が狂うっか嫌になって逃げ出してしまうように思う。
人を動かすには、褒美が必要なはずだ。褒美ってのはお金だけじゃなく達成感ややりがいっていうものだ。
自分にはとてもじゃないけどやりがいも見いだせないように思える。
でも、それは今を生きている自分であって、神を本当に信じている人ならやりかねないのかもと思う。
空のその先に丸天井があると信じているのって変だって読みながら思っていたが実際に見たわけでもないななんて思ってしまった。
もしも本当に世界の丸天井なんてあったら最高に面白いなって思うし、どうなってるんだろうね
ある本では宇宙は膨張し続けてるとあるけど「じゃあ本当に永遠に傍聴しているの?」とか考えると面白いな。凄く楽しい暇つぶしになりそう
あとは、宇宙の真ん中には何があるのかとか
なんにもないかもしれないけど自分は隔離されていてとてつもなく暇だからいい暇つぶしが思いついた!
最後に
一番気に入った一文を紹介したいと思う
おれたちは天をめざす道路の上に住んでいる。おれたちの仕事は、その道路をもっと先へ伸ばすことさ。おれたちがこの塔を離れるときは、下り斜路じゃなく、上り斜路を進むんだ
なんかどんな仕事にも当てはまるし、ここまで突き抜けてたポジティブさは気持ちがいいね!!