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高校の地学を学ぶことは、目標設定に大いに役立つ
みなさんは高校生の頃、理科は何を履修しましたか。化学か生物を1年生で受けて、理系になると物理が加わったり、文系になると地学が加わったりしたかもしれません。昔とある場所で学生に理科を教える機会がありました。多くの学生は「理科が嫌いです。あと数学。」と言っていました。理科の科目を履修する前の小学校低学年までは、皆あんなに理科が好きだったのに、どうしてしまったのでしょうね。
今日はタイトルの通り地学と目標設定についての記事を書いていきます。
私は先日10年先までを1つの箱として、いくつかの目標をはめていきました。10年のフレームの中にサイズの違うパズルのピースを用意するイメージです。比較的短時間かつ小さな労力で達成できる目標から、数年間多大な労力をかけ続けないと達成できない目標が混在しています。これらの目標は全て手段です。『10年後に資産1億円』を達成するためには必要な手段だと考えています。
話を本題に戻しますが、地学を学ぶ目的は『大自然の素晴らしさに感動できる心を持った人間になる。』だと考えています。この話はまた後日詳しくお話しします。この地学を学ぶ目的を達成する過程で育まれる力こそ、本日僕が皆さんに最もお伝えしたい、時間と空間のスケールを器用に操作する力なのです。
時間と空間のスケールを器用に操作する力について
1.空間スケール
地学は岩石に含まれる鉱物を顕微鏡で観察したり、炭素や窒素、放射線を測定して年代を測定することがあります。対象となる物体や元素は非常に小さく、到底目に見えるものではありません。対して天文の分野だと2億光年のサイズ感の超銀河団について考えたりします。想像もできないサイズ感です。逆に目に見えるものではありませんね。
2.時間スケール
竜巻の寿命や初期微動など、数秒単位の事象を扱います。対して化石ができる時間や宇宙空間が誕生してからの時間のような何万年〜100億年の時間を扱います。自然の時間と人間生活の時間は異なるということを感じますね。
地学はこのように時間と空間を自由自在に動かして思考することができる非常にアクロバティックな学問なんです。
目標設定というのは時間軸を設定し、スポットに存在する自分を置いて考えていくものだと思います。時間と空間の把握が非常に重要です。小学1年生に卒業までの6年間であなたはどんな目標を達成しますかと聞いても皆んなブランコに乗ったまま意味不明なことを言うでしょう。それは地学をまだ学んでないからです。(多分)
だいぶ無理矢理になってしまったかもしれませんが、目標と地学は密接に絡み合ってる事をお伝えしたいだけでした。薄々勘付いている方もいるかもしれませんが、ほぼ全ての科目が目標を立てるのに大いに役立ちます。今回はその1つの地学についてこじ付けさせて頂きました。今後は他の勉強シリーズも載せていこうと思います。
※昨日は記事を書いたあと20分英単語、30分株を探してコンフィデンスマンを見て寝ました。今日は仕事が終わってこの記事を書いたら、色々やる予定です。詳しくは明日投稿します。
今日は目標設定についてのお話しでした。
あ、「私は大学院で物理の研究室に所属していました。」と伝えて「物理すごい嫌いだった〜。」以外の感想を聞いたことがありません。以上です。