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しまなみ海道を完走したので、疑問に思っていたことについて書いてみました

前回宣言した通り、しまなみ海道を走ってきました。
2年ぶりに自転車に乗ったので完走できるか不安でした。完走できなかったら、前の記事を削除しようか……と思ってましたね(笑)

ちなみに、私は初心者ではないものの、上級者でもありません。
本格的に自転車を乗っていないけど、たまに乗るレベルですね。
要は中途半端な自転車乗りです。

今回はしまなみ海道にサイクリングに行ってみたい人向けに、ガチ勢でない私がどんな感じで完走したかを書いてみます。

なお、この記事はしまなみ海道を一回だけ完走した私が、しまなみ海道の達人かのように書いています。
「そんなわけねーよ」というご意見もあると思います。温かい目で読んでいただければ幸いです。

私がしまなみ海道に行く前の疑問は以下のようなものでした。

1.自転車を持っていくべきか?
2.しまなみ海道を1日で完走できるか?
3.東京から日帰りできるか?

まず、これらの疑問について書きます。


【疑問1】
自転車を持っていく(輪行する)べきか?

<回答>
輪行する必要はありません。

<解説>
輪行している人は多くありません。ほとんどの人はレンタサイクルを利用しています。
しまなみ海道はレンタサイクルが充実しているので借りる人が多いです。
例えば、「しまなみレンタサイクル」は貸出・返却ターミナルが10カ所あるので便利です。

私もレンタサイクルを利用しました。
下の写真は今回の相棒だったGIANTのクロスバイクです。走行に支障はなかったものの、ずっと「ギーギー」と音がなってました。レンタルだからしかたないですね。

レンタルしたクロスバイク

なぜレンタサイクルの利用者が多いのか?
理由はサイクリングしている半数以上が外国人だからです。私が行ったのが平日だったのも影響しているのでしょうけど、日本人は少なかったです。
尾道から向島に向かうフェリーに乗った10人中、日本人は私を含めて2人だけでした。日本人に見えるけど中国語や韓国語を話していたりするので、ひょっとすると外国人比率は70%~80%なのかもしれません。


【疑問2】
しまなみ海道を1日で完走できるか?

<回答>
坂道を登れる人なら1日で完走できます。

<解説>
しまなみ海道は島をつなぐ橋を走ります。写真のような橋を6つ超えます。

来島海峡大橋

橋の高さは50メートル前後。つまり、橋は高いところに掛かっているので、橋を渡るたびに高低差50メートルの山越えしないといけません。
さらに、大島にある「宮窪峠」は標高79mです。これも山に数えると7つの山越えがあるわけです。

※高低差はこちらのサイトを参考にしました。

しまなみ海道(尾道~今治)は76キロです。クロスバイクを平地で漕げば時速20~30キロです。高低差がなければ3時間あれば完走できる距離です。
でも、しまなみ海道は6つの橋と1つの峠があります。
そして、海岸や橋を走るため風があります。風は今治→尾道の方向に吹いていて、尾道から今治に進むとほぼ全行程で向かい風です。
高低差と向かい風が予想以上に体力を奪っていきます。
なので、全くの初心者は1日で完走するのは難しいと思います。

次の疑問に移りましょう。


【疑問3】
東京から日帰りできるか?

<回答>
片道だけなら東京から往復できます。

<解説>
東京から始発の新幹線に乗ると10時7分に尾道に到着します。
10時30分に尾道を出発して、何度か休憩したり道を間違ったりしながら今治駅に16時に着きました。所要時間は5時間30分です。1時間くらい休憩やコースアウトでロスしているので、自転車に乗っていたのは4時間30分。上級者でない私でも4~5時間で完走できました。
今治駅から福山駅行きの高速バス「しまなみライナー」があります。所要時間は1時間30分、料金は2,800円です。

福山に到着するのが18時、新幹線に乗れば東京に帰れます。
ただ、これはしまなみ海道を完走することだけを目的にした時間設定です。
体力的にきついのであまり楽しくはありません。
せっかくなので、一泊して観光することをお勧めします。



ちょっと長くなってしまったので、今回はここまでにします。
次回はしまなみ海道のサイクリングコースについて書きます。
それでは!

<次回に続く>


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