見出し画像

外国人に人気の観光スポット、高野山に行ってみた

今まで現地までのアクセスが悪く、行っていない場所がありました。
それは、出雲大社と高野山です。特に高野山は外国人に人気らしいです。
高野山は空海(弘法大師)が開いた真言宗の総本山です。

日本人なのに高野山に行っていないのは……ということで、真言宗の信徒ではないのに高野山に行くことにしました。
なお、以下の意見は偏りがあると思いますが、ご了承ください。


1.高野山までのアクセス

東京から行く場合、飛行機で関空までいくルート、新幹線で新大阪か京都まで行くルートがあります。ただ、飛行機や新幹線を降りてからが長いです。片道3時間掛かります。

・関西国際空港から:約3時間
・新大阪から:約3時間


乗り換えが面倒だったので、私は京都駅から高速バス(京阪バス)で行きました。

料金は京都駅八条口から奥の院まで、乗車時間は2時間45分、往復5,100~5,500円(時期によって異なる)なので、他の交通手段と変わりません。
※本数が少ないので、気をつけてください。

高野山は宿坊が人気らしいが、暇がなかったので宿泊しませんでした。

2.高野山の全体像

さて、高野山を紹介しましょう。

まず、高野山の全体は以下のようになっています。

左端にある大門が入口、途中に中門があり、奥の院(一の橋から御廟(弘法大師の墓:ごびょう))と続きます。
直線距離で約3キロほどです(道が蛇行しているので歩く距離は4キロ以上あります)。

正式なルートは地図の左から右ですね。私は御廟の真下にある「奥の院前」のバス停に降りたので逆ルートで回りました。

出所:阪急交通社 https://www.hankyu-travel.com/kokunai/koyasan/

3.奥の院

さて、こちらは「奥の院前」のバス停付近の入口です。一度は見たことがある写真だと思います。ここから弘法大師御廟まで歩きました。

奥の院

御廟までは下の写真のような道が延々と続きます。

訪問したことがある人は知っていると思います。奥の院は墓地です。
古いものから新しいものまで、お墓が所狭しと並んでいます。

会社の墓も多く、Panasonic、シャープ、日産などの墓が並びます。参拝客に対する広告宣伝的な意味合いもあるのかな……と思いながら見ていました。

奥の院

御廟は写真撮影禁止だったので、撮っていません。どんなものかは行ったときに確かめてください。

4.金剛峯寺(こんごうぶじ)

こちらは高野山の総本山です。入場料(大人1,000円)を払えば中に入れます。

金剛峯寺

1,000円払って中に入ったので、一応、中の写真を掲載しておきましょう。
「部屋の中を撮影禁止」というローカル・ルールがあるので、部屋の中は撮っていません。これはただの通路です。

ざっと中を見ましたが、普通のお寺でした。
サイズ的には京都の有名な寺よりもかなり小さいです。

5.中門付近

次の写真は中門です。
門ですね。ええ、ただの門です。

中門

門の付近に、根本大塔(次の写真)、御影堂(その次)、金堂(その次)があります。
不動堂は工事中でした。

根本大塔


御影堂


金堂

6.大門

中門を越えて10分ほど何もない道を歩くと大門に到着します。
重要文化財に指定されており、一山の総門として役割を果たしています。
大きな門でした。

大門

7.高野山に行ってみて

真言宗の信徒でない私が高野山に行った感想は以下の通りです。

・老人と外国人しかいない

高野山で見たのは老人と外国人だけでした。

真言宗の信徒で、先祖のお墓参りに来た老人。
流行っているからやってきた外国人観光客。

この二種類です。観光に来ている普通の(真言宗の信徒ではない)日本人はほとんどいません。

・拝金主義が……

奥の院では「一基〇百万円」として高額な商品が売られています。
これは、真言宗の信徒に向けた営業です。

外国人は日本語が読めないから関係ないのでしょう。けど、真言宗の信徒ではない日本人が見たらいい印象は受けないでしょうね。
企業や金持ちが奥の院に大きな墓を建てる、そんな拝金主義的な印象を受けました。

・観光地として見るものが少ない

私は京都から往復6時間かけて高野山に行き、3時間ほど観光しました。
往復6時間を掛けたわりに見るものが少ないです。
京都や奈良の方がアクセスもいいし、観光地として適しています。

・まとめ

日本人なら一度くらい行ってもいいかもしれません。ただ、観光目的に行く場所ではないような気がします。
また、宿坊体験すればアクティビティとして楽しめるかもしれません。

以上、高野山に行った感想でした。
行ってみようかな、と思っている人の参考になれば幸いです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?