低山トレッキングをしてみた:筑波山編
松永K三蔵さんの『バリ山行(さんこう)』に影響されたわけではないが、富士登山をしてから毎週のように登山・ハイキングをしている。
富士登山の際には持って行かなかったトレッキング・ポールも買った。下り坂での足の負担を軽減できるから、これはアリなのだろう。
ということで、今回は低山トレッキングについて書いてみようと思います。
まず、プロ登山家を目指すならともかく、素人(私)の登山は以下の3つが重要です。
・アクセスしやすい
・2~3時間で登れる
・危険ではない
車を運転しない私は電車とバスで山に行く。電車とバスでアクセスできる山に行動範囲が限定されるわけです。
次に、山までの移動に片道2~3時間、復すると5~6時間掛かることを考慮すると、日帰りするためには、山に滞在する時間は2~3時間にする必要がある。
ケガすると仕事に支障があるから、危険な山はパス。
この3つを満たした山を重点的に攻略していくことにしました。
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さて、筑波山に話を移しましょう。
関東ではこう言われています。
【西の富士山、東の筑波山】
筑波山は標高わずか877メートルにも関わらず、日本百名山にランクイン。
筑波山は茨城県民の誇りであり、低山なのに関東における認知度は抜群。
茨城県内から筑波山を見ることはあったけど、今まで登ったことはなし。なので、とりあえず登ってみました。
つくばエクスプレスのつくば駅から筑波山行きのバス(つつじヶ丘行き)が出ています。
筑波山にはケーブルカーとロープウェイがあり、山頂付近まで行けます。だから、登山をしなくても登れます。とはいえ、私の目的は登山なので徒歩で登山道を進みます。
ちなみに、筑波山には男体山と女体山があり、上で繋がっています。男体山は標高871メートル、女体山は標高877メートル。女体山の方が6メートル高いという理由で、そっちを登ることにしました。
登山マップはこちらです。
マップに記載されたルートのうち、筑波山観光案内所(筑波山神社入口のところ)をスタートし、白雲橋コースで女体山山頂を目指します。
筑波山観光案内所は下記のような新築物件です。エアコンが効いていて涼しかったです。
観光案内所のバス停で降りて筑波山神社に入ります。周辺は日陰がありません。ものすごく暑いので、猛暑日は気を付けてください。
筑波山神社はこちらです。
登山道は所々岩場があるものの、比較的整備されています。危険な箇所も少ないです。
ただ、筑波山を上って一番気になったのが虫です。
とにかく虫が多かった。登った日がたまたま虫の多かった日なのか、私の虫除けスプレーが効かなかったのか……そこは不明。
低山なので涼しくなく、歩くたびに虫の羽音が聞こえる。虫除けスプレーをしていても、周りに集まる。実に鬱陶しい。
虫を手で払いながら登ると、変な形の岩が山中に散らばっている。
ちなみに、これは「弁慶七戻り」とよばれる岩。頭上の岩が今にも落ちそうで、弁慶が七戻りしたといわれているそうです。
大量の汗をかいて登ると山頂に到着した。
山頂からの景色はこちら。
ちなみに、このスペースは広くないので他の人と譲り合って写真を撮ってください。
帰りは「おたつ石コース」を通ってロープウェイの「つつじヶ丘駅」へ。
つつじヶ丘駅にはお土産屋と食堂があって、冷房が効いた室内で生ビールを飲むことができます。
登山後の一杯は最高ですね!
冷房が効いているから超快適でした。
さて、まとめです。
筑波山は日本百名山だけどサクッと登れます。
つくば駅からバスで行けるので、都内からのアクセスはいいでしょう。
しかし、とにかく暑い。そして虫が多い。
夏場は避けた方がいいかもしれませんね。
以上、低山トレッキング(筑波山編)でした。
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