ハイキング好きにお勧め! 戸隠古道を歩いてみた
今回は縁もゆかりもない私が、一度しか行っていない戸隠を語る、そういう企画です。
「そんなの知っとるわ!」「そんなわけあるかー!」と思う人もいるかもしれません。
温かい目で見ていただければ幸いです。
長野駅からバスに揺られること約1時間。戸隠(とがくし)古道に行ってきました。
長野県の避暑地というと軽井沢をイメージしますが、戸隠もいいですね。
戸隠古道は戸隠神社の周辺に張り巡らされた道です。
標高が高いのでヒンヤリとしていました。東京に比べると気温が違いますから、避暑地として良さそうです。
戸隠神社は全部で五社あります。
まず、周辺マップは下記です。
今回はマップに記載した順番①~⑤で回りました。
①宝光社
↓
②火之御子社
↓
③中社
↓
④九頭龍社
↓
⑤奥社
私は今回、戸隠神社「宝光社」からスタートしました。
逆方向から(奥社スタート)でも構いませんが、帰りのバスが座れないと思います。なので、こっちのルート(宝光社⇒奥社)をお勧めします。
さて、ここから縁もゆかりもない私が、一度しか行っていない戸隠を紹介します。
1.戸隠神社「宝光社」へ
さて、最初は戸隠神社「宝光社」です。
宝光社はバス停の「戸隠宝光社」で下車すればすぐの場所です。
入り口はこんな感じです。特に普通ですね。
さて、最大の難関はこの階段です。階段の先に見えるのが社殿です。
宝光社に着くためにはこの試練を乗り越えないといけません。
同じバスを降りた女性が「もう無理!」「足パンパンやー」「ここは諦めよう」とゴネていました。
気持ちは分かります。休憩なしで登るとキツかったです。
階段を登り切ると社殿が出てきます。中は写真撮影不可なので掲載できませんが、社殿の内部は凝った造りでした。
2.戸隠神社「火之御子社」へ
宝光社を後にして、神道(かんみち)を通って戸隠神社「火之御子社」を目指します。
道はこんな感じです。「クマ出没注意」の看板が設置されています。たまに出没すると書いてありました。
クマに遭遇することはないと思いますが、通行される人は気をつけてください!
戸隠神社「火之御子社」はこんな感じです。五社の中で一番人気がありません。場所が中途半端なんでしょうか。
私が行ったときには、誰もいませんでした。
3.戸隠神社「中社」へ
火之御子社の次は戸隠神社「中社」を目指します。
途中から住宅地を通るのと、道が曲がりくねっているので迷いやすいです。道を間違えないように気をつけてください。
こちらが中社の入口です。
途中、階段があるものの宝光社に比べれば屁でもありません。
階段を登ると社殿が登場します。これです。
4.戸隠神社「奥社」と「九頭龍社」へ
中社の次は戸隠神社「奥社」と「九頭龍社」を目指します。
奥社と九頭龍社は同じ場所(隣り合っている)にあるので、一か所で二社稼げます。なので、次で五社コンプリートですね。
中社から奥社への道のりはそれなりにあります。1時間くらい歩きます。山道が一部で、その他は舗装された道を通ります。
奥社の入口はここです。入口から30分くらい歩くと奥社に到着します。
ここが戸隠神社のメインなので、人が一番多いです。
中間地点に「随神門」があります。屋根に植物が生い茂ってますね。
これ、切らなくてもいいんでしょうか?
随神門を越えると「奥社参道杉並木」に突入します。ここは映える写真が撮れるので、人気の撮影スポットです。
あちらこちらで写真を撮っている人がいます。
杉並木を越えると急にトレッキングコースのようになります。
ヒールは怪我するのでスニーカーを履いてください。足を挫くかもしれないので、理想を言えばトレッキングシューズを履いておいた方がいいですね。
こんな道を10分くらい登ります。
トレッキングコース(擬き)を登ると「九頭龍社」と「奥社」が現れます。
私が登った時間帯が学校行事(中学校?)と被っていたのでしょう。撮影した写真に学生さんが大量に写っています。
生徒の皆さん、勝手に掲載してすいません! 後ろ姿なので許してください。
帰りは奥社参道入口まで戻り(社殿から徒歩で30分くらい)、バス停「戸隠奥社入口」から長野駅に戻りました。
5.まとめ
「戸隠宝光社」でバスを降りてから五社に参って「戸隠奥社入口」でバスに乗り込むまで2~3時間です。
歩くのに慣れていない人は4~5時間かかりそうです。
ハイキングが好きな人には、いいコースだと思います。
バスは待ち時間もありますから、往復2~3時間を合わせると5時間くらいは掛かります。
バスの料金は片道1,000~1,500円(乗り降りする場所によります)なのでリーズナブルです。
ちなみに、バスのルートは山の中を登っていくので景色がとても綺麗ですよ。
戸隠古道はハイキング好きの人にはお勧めです。
ご興味ある人はぜひ行ってみてください!
以上、縁もゆかりもない私が一度しか行っていない戸隠を語ってみた……でした。