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たまに飲んでいたコスタコーヒーが練りに練られたマーケティングだった
コーヒーが好きだ。
いつもは酸味の強い豆をお気に入りのカフェやロースターで買って家のマシンで淹れて飲んでいる。
外で飲むときも、スタバやセブンカフェを探して、ペットボトルや缶などRTD(レディー・トゥー・ドリンク)を飲むことはなかった。
それがいつからか、時間がない時やマシンで淹れたコーヒーを買える場所がない時に、自販機でコスタコーヒーのペットボトルを買うようになった。
最初を覚えていないが、仕方なしに買ってみたら美味しくて、見かけたらあえて買う時もあるくらいだった。
会食を約束している方から場所の連絡があった。
Googleカレンダーに場所を入れようと思ったがビル名を入れても候補が出てこない。
合っているのかなと思いGoogleマップで住所で検索してみるとビルの外観写真が目入ってきた。
一階にコスタコーヒーが入っている。
あ、店舗あるんだ、と思った。
次の日、日経を読んでいるとこんな記事が目に入った。
日本での展開ストーリーを読んで、すごいなと思った。
店舗展開に先んじてRTDを投入。まさに自分がそのターゲットユーザーとして刺さっている。
自宅で飲むコーヒーにこだわっていて、外で時間がない時でも質の高いコーヒーを飲みたい消費者を狙っている。
実際に売れ行きも好調で、コスタの認知度は上がっているだろうとのこと。
「一口飲めば、味覚と嗅覚でアロマを感じられ、後味が忘れられず、また飲みたくなる。そんな飲料を狙った」と金沢氏は話す。
まさに、自分、そうなっています、、
自販機でもコンビニで一気に露出増えてどこでも買えるようになっているなと思ったら、コスタコーヒー自体が2019年にコカコーラの傘下に入っていて、彼らのチャネル、マーケティング手法が活用されている。
コーヒーへのこだわりの強まりを捉え、まずはRTDで認知度を上げてから店舗展開というのが美しすい。
自宅でこだわったコーヒーを飲んでいる層が、外でペットボトルコーヒーを飲む時に選び、それが美味しいとなればカフェに入る際も多数あるカフェの中で選ばれる可能性が高まる。
すでにテイクアウト専門店は2店舗あって、今回できる銀座店が初のイートイン店舗とのこと。
今後の成否が気になるマーケティング。まずは会食の前に早めに現地に行って店舗で飲んでみたいと思う。