見出し画像

新生活のはじまりと積もるストレス

 4月から3ヶ月の新人研修も終わり、7月から本配属先である東京の営業所へ異動。つまり、大学生活を過ごした京都から引っ越しです。楽しく充実した生活が詰まっていた京都を離れるのはとにかく寂しく、後ろ髪を引かれるとはこの事。

 京都を離れる週末は、大学時代にめちゃくちゃお世話になった先輩に見送られて(色々あってその先輩はまだ在学中だった)、新幹線に乗る。しっかり涙流しながら移動。昔から別れや異動に敏感な性格で、よく泣くタイプ。夏休みに従兄弟と遊ぶのが楽しすぎて、帰る日になるとほぼ泣いてたな…。

 研修でお世話になった先輩に挨拶しにいった時も泣いてたし、同期と離れる時も涙ぐんでたんじゃないかな。とにかくこの時期は感情の起伏が激しかった。新社会人となって生活環境が変わり、人間関係も変わり、常に新しい刺激にまみれる毎日。

 僕の中で、関東はホームであり戻ってくれば実家にも気軽に帰れるようになります。東京の地理もそれなりに把握していたので、生活イメージは持てていたし、どうにかなるだろうと思っていました。

 職場が市ヶ谷だったので都営新宿線で通える範囲で家を探し、始発駅である千葉の本八幡に住むことに。始発なら電車で座れるし、千葉には高校から馴染みがあったのと、総武線に乗れば実家まですぐに帰れます。自分なりに良い居住先を見つけたなと思いながら、荷解きをして新生活をスタートさせました。

 ポジティブと思っている事もストレスになる

 アメリカの精神科医であるトーマス・ホームズとリチャード・レイが日常で感じるストレスの洗い出しと数値化をした研究があります。数値が高いものは「近親者の死」や「離婚」といった親しい人との離別、「自分の怪我や病気」「経済状態の変化」など想像すればテンション下がるような内容です。
 一方で、「結婚」や「成果や業績を上げる」というポジティブな内容でもストレスを感じるとされています。「ストレス=嫌な事」ではなく身体の反応である為、刺激や変化そのものを受ければストレスが溜まっていく、という事ですね。

 充実した日々を過ごしながらも、反応としてストレスは自然と溜まっていくもの。「楽しいし、元気だから大丈夫!」といって突っ走り続けても、いつかストレスが爆発する瞬間はやってきます。もちろん個人差はありますが、自分に合った息抜きが定期的に必要。

 お腹が空いたからご飯を食べる、みたいにストレスが溜まったから自然と発散できる習慣を作って、無意識的に溜まるストレスを解消し続けながら、元気に過ごしていきたいものですね。

いいなと思ったら応援しよう!