ゆめみに入社しました。
概要
2023 年 4 月 1 日、株式会社ゆめみに入社しました。
ソフトウェアエンジニアになって過去 2 年は、受託開発会社で Flutter を中心としたモバイルアプリケーション開発に、時々 Web アプリケーション開発に従事してきました。
ゆめみさんには、Android エンジニアとして入社しました。これからはたくさんの仲間とともにわいわいしながら Android 開発を楽しみつつ、関心のある組織づくりにも関与していきたいです。
入社する決めて
ゆめみさんに入社する決めては、僕が定めていた転職先選びの軸をすべて満たしていたからです。
エンジニアとして成長できる環境があるか
技術に対する熱意を持った仲間がたくさんいるか
企業やプロダクトが掲げるミッションやビジョン、解決したい社会課題に共感できるか
上述した 1 と 2 は、何度も会社紹介の資料を読み、ゆめみさんの環境を理解しました。
参考資料: ゆめみは成長環境しか提供できません。(会社紹介・採用ピッチ資料)
3 に関しては、ゆめみさんが掲げる「アウトソーシングの時代を終わらせる」というミッションに強い共感を持ちました。強い共感を持った背景には、僕が前職でも受託開発をしていたことも影響しています。
参考資料: YUMEMI Corporate BASICs(略:ベーシクス)パーパス・ミッション・ビジョン他
ゆめみさん以外に別にもう一社から内定をもらっていました。この会社では BtoB 事業会社のフルサイクルエンジニアのポジションです。モバイルアプリ開発は全く関係ありません。
一社の内定を断り、最終的にゆめみさんを選択した理由は、以下の 3 つです。
専門的な軸、現在は Android 開発者としての軸を作りたいと思ったから
様々な分野で活躍するたくさんのテックリードと一緒に働く機会を得られると思ったから
家族を優先的に考えた働き方ができそうだから
入社に至るまでの流れ
友人との会話の中で
2022 年夏頃に、私が以前にプログラミングを学んでいた 42Tokyo で切磋琢磨した友人と一緒に飲みに行く機会がありました。
その飲みの席で転職話になり、こんな会話をしたことをよく覚えています。
友人: 「気になる会社はあったりしますか?」
僕: 「ゆめみさんが気になっている。エンジニアの成長をサポートする環境や制度が整備されていたり、技術情報のアウトプットも盛んだし、技術に興味がある人が多そう。もしゆめみさんで働けたら、すごい楽しそうだよね。」
当時はあくまでも理想を話しているだけだったので、本当にゆめみさんの選考に進んで、最終的に入社するとは思っていませんでした。
Findy でプレミアムスカウトされる
転職活動を初めて一月経った頃、Findy でゆめみさんからプレミアムスカウトメールが届きました。
送り主は、ゆめみさんの代表取締役片岡さんでした。
メールを見た時は、黄金に輝くプレミアムスカウトメールが届いたこと、気になっていたゆめみさんからスカウトされたこと、そして代表取締役からメールをもらったことにとても驚きました。
メールは、以下のような内容でした。
技術力、そして Flutter 開発の知見がある点を高く評価している
Android テックリードチームのメンバーが面談を通じて情報交換したい
ゆめみさんからスカウトされなかったら、僕はゆめみさんの選考を受けていない、そして入社していないと思います。
なぜならば、たくさんの優秀なエンジニアが働くゆめみさんは僕にとって遠い存在で、恐れ多くて応募しようとも思っていなかったからです。
メールに対してすぐに返答し、カジュアル面談を設定してもらいました。
カジュアル面談
カジュアル面談では Android テックリード 2 名の方とお話させてもらいました。
面談では、僕が以前からゆめみさんのことを気になっていたことや、前職でゆめみさんの制度を一部参考にさせてもらって企画書を作ったことをお伝えしました。
テックリード 2 名の方からは、現在やっている業務内容についてや興味がある技術、そしてゆめみさんの良いところ、課題だと思うところをざっくばらんにお聞きしました。
当日は本当に雑談のような形で 1 時間があっという間に過ぎました。
参考資料: 【候補者様向け】カジュアル面談の流れの例
書類選考
カジュアル面談後に採用担当者から、カジュアル面談のお礼メールと正式応募する場合の手順を紹介するメールを受けました。
カジュアル面談を通じてゆめみさんの選考を受けたい意欲がさらに増したので、すぐに正式応募したい旨と履歴書・職務経歴書を送付しました。
提出してからすぐに書類選考を通過した連絡が届きました。選考結果の連絡がくるまでのスピーディーさにとても驚きました。
技術選考
書類選考通過の連絡とともに、技術課題に取り組む依頼を受けました。
技術選考の依頼を受けた時がちょうど年末だったので、年末年始休暇を利用して取り組む方針を取りました。
前職で参画するプロジェクトで当時は多忙であったこと、Android 開発を久しくやっていなかったこともあり時間がかかったこともあり、長期休暇なしに課題を対応することは難しかったです。ちょうど年末年始休暇が重なっていて、とても助かりました。
ゆめみさんの Android 技術課題は、一般公開されています。技術課題の目的は、既存コードのリファクタリングです。
以前の業務で Android 開発した当時の記憶を思い出すために、公式ドキュメントを眺めながら課題にゆっくり取り組みました。また、技術課題の作成者の方が執筆された Qiita 記事で、作成者個人の方が見ているところにも着目してリファクタリング作業を進めました。
参考資料: ゆめみの Android の採用コーディング試験を公開しました
技術課題を提出して 1 週間ほど経って選考を通過した連絡が届きました。
僕と同じように年末年始を利用して技術課題に取り組み、提出した応募者は他にもいたと思います。忙しい年始にコードレビューしてくれたお二方に感謝です。
選考通過の連絡と一緒に、コードレビューを担当された方 2 名からフィードバックがありました。
フィードバックは、「良かった点」と「機会点」という 2 つの側面からもらいました。予想以上の量のフィードバックをもらえたことはとても嬉しかったです。
1 次面接
技術選考の通過後、1 次面接の案内を受けました。面接当日は、Android テックリード 2 名の方と 1 次面接を行いました。
面接は、ゆめみさんが 1 次面接で目指しているスタンス「勉強会のあとの懇親会」と同じ雰囲気で進みました。
参考資料: ゆめみの中途採用プロセスを全て公開します(2020年上期:データ考察編)
テックリードお二方どちらも、とても物腰が柔らかく、終始和やかな雰囲気で楽しく雑談できました。一般的な面接らしさは、まったく感じませんでした。皆さんと楽しく雑談していたら、あっという間に 1 時間が過ぎた感じです。
面接を終わってからの感想として、設計や Android 開発、Kotlin に関する話をお二方ともっとしたいと思いました。そのためには、ゆめみさんに入社するのがベストであることを感じました。
次の 2 次面接では「前回の面接での印象を教えて下さい」と質問されることが分かっていたので、1 次面接終了後すぐにお二方と話した印象を言語化しておきました。
面接終了から少し経って選考通過の連絡が届きました。技術選考同様に面接担当していたお二方からのフィードバックをもらいました。とても嬉しいお言葉をフィードバックとして貰えたことを覚えています。
2 次面接(最終面接)
2 次面接は代表取締役の片岡さんとの面接でした。
片岡さんは「365ワーク」として 365 日仕事をしていると聞いていたので、日曜日の午後に最終面接を設定してもらいました。
2 次面接で聞かれる質問はすでに決まっていて、質問内容はゆめみさんが一般公開資料として公開されています。
参考資料: 採用面接FAQ(新卒・中途共通)
当日の面接は、公開されている資料と同じ流れで進みました。2 次面接も 1 次面接同様に終始雑談をしているような印象でした。
また、雑談をしている中で、僕が求めているものとゆめみさんの環境がマッチしているかを片岡さんが順番に確認していたように思います。このマッチングを確認してくれたおかげで、双方にとってミスマッチではないことを確認でき、とても助かりました。
面接の終わりに質問タイムが予定通りありました。せっかくの機会なので、ゆめみさんが掲げているミッションが達成された社会でどんなことをやりたいのかを片岡さんに質問しました。
片岡さんがすごい丁寧に、そして詳細に回答してくれたことが強く印象に残っています。
2 次面接の選考結果は、内定通知という形で届きました。内定通知と一緒に、片岡さんから長文のフィードバックをもらいました。会社の長からこんなに長文なフィードバックを貰えるとは思ってもいなかったので、驚きとともに喜びを感じました。
オファー面談
オファー面談は人事部長の方と行いました。人事部長の方はとても気さくで、めっちゃハイテンションな方でした。ものすごい面白い方で、事務所出社する機会があれば、ぜひ直接話したい魅力的な方でした。
オファー面談を通じて、給与が確定し、面談中にすぐに内定を受諾しました。
選考過程の感想
ゆめみさんの選考体験は、総じてとても良かったです。具体的には、以下のような理由が挙げられます。
一連の選考がとても早く進み、非常に気持ち良い
技術選考を除くすべての選考で見極め評価されている印象を受けなかった
すべての選考でお会いした人は真面目だった
片岡さんはもっと変わっている人と思っていたが、とても話しやすい方だった
選考の合否に関係なく、毎回フィードバックを貰えるために楽しい
ゆめみさんとの面接では見極め評価されていると感じることがなかったため、かしこまることなく素の自分で終始話し、僕はどんな人なのかを出せたと思います。
終わりに
僕にとってソフトウェアエンジニアとして初めての転職であること、Android 開発への知識力・技術力が圧倒的に不足していることから少し不安な点もあります。
こうした不安な点がある一方で、わくわくすることも多々あり、とても楽しみでもあったりします。
ゆめみさんには親切な人が多いと聞いているので、分からないことはどんどん聞いて会社・チームに早くなれていきたいと思います!