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読書 - 松岡正剛「文明の奥と底」旧約聖書ヨブ記

ヨブ記を最もタフに読み取った人物として松岡は内村鑑三を挙げ、その読み取り方の本質はヨブ記を引き取ったことにあると見ている。そこからヨブ記は全知識人に引き取りを迫る書物であると松岡は理解した。
引き取りとは自分ごととして受け止めることであると私は読む。聖書は他人事として読まれる限りその真価を発揮できないだろう。

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