K.K.

日本の大学院で研究している大学院生です.物理現象に起源をもつ偏微分方程式の研究をしています.このnoteでは一言日記に加え,考えていることを投稿する予定です.

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日本の大学院で研究している大学院生です.物理現象に起源をもつ偏微分方程式の研究をしています.このnoteでは一言日記に加え,考えていることを投稿する予定です.

マガジン

  • 研究者の卵の日記

    卵は日記を書くことはできませんが、研究者の卵には日記は書けます。 2021年6月の単調な生活を淡々と追加していくので、興味があれば覗いてみてください。 但し覗かれても構わない出来事しか書きません。

  • 研究者の卵の日記(2021年6月)

    卵は日記を書くことはできませんが、研究者の卵には日記は書けます。 2021年6月の単調な生活を淡々と追加していくので、興味があれば覗いてみてください。 但し覗かれても構わない出来事しか書きません。

最近の記事

読書 - 松岡正剛「文明の奥と底」旧約聖書ヨブ記

ヨブ記を最もタフに読み取った人物として松岡は内村鑑三を挙げ、その読み取り方の本質はヨブ記を引き取ったことにあると見ている。そこからヨブ記は全知識人に引き取りを迫る書物であると松岡は理解した。 引き取りとは自分ごととして受け止めることであると私は読む。聖書は他人事として読まれる限りその真価を発揮できないだろう。

    • ヤマザキマリラジオ 松岡正剛さん追悼放送を聴取

      字面ではコスパ悪く生きることが良いような話に聞こえたが、コスパを悪くするように生きることが大切なのではなく、コスパを気にしない生き方が大切だという話と理解した。 しかし「〇〇しない」という消極的なことを「しよう」とすることは難しいことであると同時に、ここでは「コスパを気にしない」ことを意識することはどちらにせよコスパに意識が向いているのであるから、積極的にすべきことはそこではないのだろう。 それでは何を積極的に意識する生き方が良いのか。ヤマザキマリさんと松岡正剛さんが、感情の

      • 現代が「生きる意味を感じながら生きるのが難しい時代」と言われることがあるが、これは少し認識に齟齬があるのではないか。実はこれまでは「生きる意味を感じる暇のない時代」であって、現代は「生きる意味を考えるほど余裕のある時代」となったのではないか。

        • 人は一つの真理を追い求める生き物なのかもしれないが、その人生全てが真理なのではないか

        • 読書 - 松岡正剛「文明の奥と底」旧約聖書ヨブ記

        • ヤマザキマリラジオ 松岡正剛さん追悼放送を聴取

        • 現代が「生きる意味を感じながら生きるのが難しい時代」と言われることがあるが、これは少し認識に齟齬があるのではないか。実はこれまでは「生きる意味を感じる暇のない時代」であって、現代は「生きる意味を考えるほど余裕のある時代」となったのではないか。

        • 人は一つの真理を追い求める生き物なのかもしれないが、その人生全てが真理なのではないか

        マガジン

        • 研究者の卵の日記
          3本
        • 研究者の卵の日記(2021年6月)
          6本
          ¥300

        記事

          学術界の目指すべき未来ー山口周「ビジネスの未来」を読んで

          今回は山口周「ビジネスの未来」プレジデント社を読んでの感想を書き残す。本書はまさにビジネスの目指すべき未来を提示してくれる一冊だが、学術界の目指すべき未来も提示してくれているように感じた。まずは本書の内容を概観しよう。 ビジネスは、経済とテクノロジーによって物質的貧困を社会からなくすという使命を果たし、社会は明るく開けた「高原社会」に到達しつつある、というのが本書の大前提である。社会が便利で安全で快適に暮らせる場所になったことは、ハンス・ロスリング「FACTFULNESS」

          学術界の目指すべき未来ー山口周「ビジネスの未来」を読んで

          博士課程の日記(2021年9月)

          日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は9月末まで更新し続ける予定でしたが、忙しかったので一言で済ませます。 2021年9月の総括 研究室内での研究報告会、学会への参加、論文の修正、データ解析コンペへのエントリーとデータの前処理などに追われる一ヶ月でした。

          博士課程の日記(2021年9月)

          博士課程の日記(2021年8月)

          日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。本記事は8月末まで更新し続けます。 テスト投稿のため、記事は有料で最高値で設定してあります。 2021年8月の総括 査読対応に追われながら、Kaggleにも初挑戦する、チャレンジングな1ヶ月でした。

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          博士課程の日記(2021年8月)

          ¥10,000

          博士課程の日記(2021年7月)

          日記のスタイルを変更しました。これまでは月毎にマガジンを作成し、そこに日毎の記事を追加していきましたが、これからは月毎に記事を作成し、日毎の出来事を月末まで追加して更新し続ける方式で投稿します。つまり本記事は7月末まで更新し続けます。 テスト投稿のため、記事は有料で最高値で設定してあります。 2021年7月の総括投稿論文の査読結果が返ってきたので、査読者のコメントを読みながら修正するので多くの時間が取られました。まだ修正が終わっていないので、8月も引き続き取り組みます。

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          博士課程の日記(2021年7月)

          ¥10,000

          日記210704

          2021年7月4日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。特にこれと言った出来事はないが近況報告。アカポスに残りたくない思いも200字程度書いた。気が向いたらこの話は整理して発信したいと思っているが、とりあえず現在の思いを書き残しておく。

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          日記210704

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          世界を変える力はどこにある?

          分業の進んだ現代社会において、学者や専門家はある物事について深く考えるのが仕事だと考えている(それだからこそ「専門家」と呼ぶのであろう)。会社で仕事をしている人が仕事を終えた後のプライベートな時間を削って考えるよりも、経済学者が仕事の一貫として世界経済の目指すべき道、あるべき姿について考える方が圧倒的に洗練されているであろうことは、誰も否定の余地はないことと思う。 しかし現在、学者や専門家の発言力、人々への影響力は著しく低下しているように見られる。その原因は専門家も非専門家

          世界を変える力はどこにある?

          日記210614

          2021年6月14日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。橘玲氏の「貧乏はお金持ち」を読み始めたのでメモを残す。

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          日記210614

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          絵馬に顕れる人のこころ

          先日2箇所の寺社に行った際に、たまたま絵馬の内容が目に付いたのでいろいろな人の絵馬を眺めていました。 ある寺社に掛かっている絵馬には、比較的私利私欲に満ちた、野心的な内容の願い事が多く、ここまで欲望を剥き出しにして願いを書くものかと思いました。しかし次に訪れた寺社に掛かっていた絵馬には、自己中心的な内容の物は見当たらず、利他的な内容の物ばかり掛かっており、その違いさに驚きました。何がこのような差を生み出すのか気になるところですので、今後寺社を訪問した際には掛かっている絵馬の

          絵馬に顕れる人のこころ

          日記210607

          2021年6月7日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は博士の憂鬱な気分を綴った。憂鬱な気分にある人には閲覧を勧めない。

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          日記210607

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          日記210603

          2021年6月3日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まったところが解決した話。

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          日記210603

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          日記210602

          2021年6月2日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。論文を書いていて行き詰まった話。

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          日記210602

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          日記210531

          2021年5月31日の日記。タイトルに付いている6桁の数字は年月日を表している。今日は今年度に入ってやっと初めてキャンパスに行った記録。

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          日記210531

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