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全てを忘れ とりあえず寝る

あー疲れた。
仕事が終わり、足取りがグッと重い。
エレベーターを降り
何とかロッカーまで辿り着き着替えをし帰途に。

さっきまで、赤ちゃんのオムツを換え、
授乳してゲップを促し、ネンネまで寄り添い
ギャン泣きする赤ちゃんを抱っこし
なるべく柔らかい声を意識して歌っていた私。
赤ちゃんから笑顔をもらって
私はなんとか仕事をこなしていたものの
現実に戻ってふと我に返ると
驚くほどの疲れがドッと押し寄せてくるのです

省みれば、
赤ちゃんやナースさんやドクターに役立ちたい
一心の私は、仕事中は身体がサッと動き
言葉や歌がスルスルと口から出て
赤ちゃんに寄り添っています。
一方で、
年中病棟は蒸し暑く汗だくに。
人は汗をかくと疲れるスピードが加速し
心身に着実に疲れが溜まっていくのです。
私は元来病気療養中でなければ眠れなくて
子供の頃から
寝る時間は遅く翌朝は早く起床、でした。
そんな私が年を重ね、現職に就き
就業時間が不規則で、更に体力勝負で
しかも生命の現場で緊迫することも多々・・・
汗をかいて心身披露がMAXとなり
帰宅してルーチンをためらいなくこなし
お布団へ入るものの疲れすぎて全く眠れない
そして、疲れが取れているかも分からぬまま
翌日の仕事に向かう毎日。

先日ネットニュースにて
「疲れすぎると眠れない」は本当か?について
医師であり筑波大学教授 睡眠学者 柳沢正史氏が
研究されていることを知りました。

柳沢氏曰く、
″ 適切な肉体疲労があると
睡眠が深くなることはわかっているが
「疲労と睡眠の関係は未知」であり、
なぜ疲れすぎると眠れないのか分からない ″
とのこと。
そして
″ 疲れすぎると眠れない ″ 疲労と睡眠の
メカニズムが科学的に裏付けられれば、
今後、過度に疲れないように
仕事量を調整する必要はある などの
社会的メッセージになる、と述べています。

話を私に戻します。
疲れが溜まりきっていなければ
ある程度のことは耳に入らずスルー出来ます。
しかし、
心無い軽はずみな言動や行動をサラサラと
やってのける同僚や
他職種の人に対して
私は 顔は笑っていても
本心では 凹んだり傷ついたりして
日に日に心がささくれていくのです。
好きで誇りを持って業務に就いている筈が
心の奥底でささくれ、薄暗い暗い影にどっぷり
飲み込まれそうになってしまう時があるのです
そういう心理的状況の私を
俯瞰してみてみれば
心身ともに疲れ切っている、と判断できます。

あ~もぅダメだな、
と思ったら、やっぱり身体を労ることが大事。
眠れなくても、
美味しいバランスの取れた食事を摂り
お風呂に浸かってお布団に入る。
スマホは一旦消して
目を閉じる。
いろいろ浮かぶことがあるけれど
それは今日は頭の片隅に。
眠れないならストレッチをし
ヨガを1ポーズしてお布団へ。
何も考えず、深い呼吸をする。
深呼吸を繰り返すうちに眠っていく。

" 全てを忘れ とりあえず寝る "

笑顔にしたい相手が沢山いるからこそ
私は心底 笑顔でいたいのです。

今日も1日が始まりました。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン

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