選ばれるために生きてるわけじゃない

私は現在の職場で 何の役職もなく
単なるヒラ社員です
前職までは役職経験はあります
現在 多職種が務める職場では
ヒラ社員の私は、よほどでないと
周りの職種の人に何かしら提案したり
逆に仕事での考えを聞かれたり、
質問されるなどは
皆無です。

とはいえ、場合により
私から 何かしらの確認や質問をしたい時は
あります。
しかし、
質問や確認をしようにも相手からハッキリと
「リーダーは何と言ってますか？」
「リーダーを通して聞きます」
と言われることが多く、
結論として
何者でもない自分がモノを言う立場ではない
ということ。
勿論、人により少数ではあるが
日頃の私の勤務内容を見て信頼していただけ
「kururiさんの意見を聞かせてほしい」
と言って下さることもあることは確か。

とは言え、
役職に選ばれていないと
質問や意見は聞き入れられないことへの思いは
ヒラ社員である私の単なる僻みや嫉妬ではない
現在の職場には
社員数がかなり多いので、
ヒラの話なんて聞く暇なんかない、
という理論は理解できる。
しかし、
役職者は聞くに足るが
　それ以外は聞くに値せず
には、モヤモヤしてしまう私。

私の現在の上司(リーダー)は、
ヒラである私の話に理解を示し
傾聴可能な人なので信頼しているが、
以前の上司は、
自分のお気に入り以外は全く傾聴せず
気に入らない人＝私が意見を言おうものなら
罵詈雑言でした。
こんな状態は特異でしょうが、
選ばれないと意味がないような体制は
どうなのか、疑問が残ります。
当然、
力のある者が強者の理論は理解していますが。

そして、頭に浮かぶのです。
『選ばれるために生きてるわけじゃない
　選ばれたから存在が正しいわけではない』

人は選ばれることで
存在価値を示せるわけではない、と思うのです
しかし、私自身もそうですが
選ばれることで何かしら自分が優位にあると
勘違いしやすいですし、
たいした能力があるわけでもないのに
選ばれることで、
何かしら能力が高いように感じてしまうのです。
勿論、高い能力があって選ばれる人が
いらっしゃることは否定しません。
それでも、自戒を込めて書くのですが
選ばれたから存在が正しいわけではないし
選ばれなかったら存在に値しないわけではない
と思うのです。

勝手な思い込みで
できる・できない・能力がある、ない･･･
など一括りで判断することは簡単だけれど
非常に危険だと痛感しています。
今は出来ないけど、
別のやり方で次にやったら出来た
とか
ある会社で仕事で無能と言われたとしても
転職先では非常に優秀な人材と評されたり、
能力は見方によってある・無しは
いかようにも変わります。

選ばれるために生きているのではなく
選ばれたから存在が肯定され正しいのではない
誰かに自身の人生を委ねているのではなく
自分の人生は自分の生きたいように
今を生きることが大切だと思います。

人生では他人に選ばれる場面が何度もあります
たとえ選ばれずとも、自分は自分。
他人の判断で人生がガラッと変化することは
往々としてあります。
それでも、
選ばれなかったことを苦にしたり
クヨクヨしていては限りある人生の時間が
非常に勿体ない。

選ばれるために生きてるわけじゃない

自分の人生は
自分が決めて、
他人軸に振り回されることなく、
自分に自信を持って生きていきたい。

今日も1日が始まっています。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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