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お利口メンタルと智慧

あんな風になりたい こんなことが出来たなら
と夢想が頭をめぐることがあります。
理想と現実の大きな差にストレスを感じるけど
片目をつぶってなんとか過ごす毎日。
ふと、ふがいない自分に気づいて
落ち込むことが私にはあります。

そんな時 私は本を読みます。
本を読むことで 1人の時間を過ごすうち、
頭のモヤモヤが晴れていくことが多いのです。
何度も読み返している本で 草薙龍瞬氏の著書
「怒る技法」を読み返しました。

本で多く学べるのですが、
今の私の心に響いたのは
・ストレスの正体は自分の都合のいい妄想
・他人事は関係ない。自分にとって価値あることを第一に。
・お利口メンタルからの卒業
 (褒められることに満足し、そうでないと不満な承認欲求の塊をお利口メンタルと記載)
 

ストレスは「自分が本来ならばこれが正解」
と思う "自分に都合良い現実" とならない時に
発生する。
しかし、そんな都合の良い現実は妄想。
過剰な自己判断、と気づくことが大切。
現実は ″事実″ 。事実を受け止め、どう対応
するか考える。

他人事に振り回されない。
協同は大切ではあるけれど、自分と他人は違う
人それぞれの役割があり、自分は自分の役割を
しっかり担っていくことに集中する。
他人を素直な心で ″人さま″ と思ってみる。

お利口メンタルは誰しも少なからず持っている
だが、褒められることを求める=承認欲求 は
底なし沼
求めても求めても、更に、と欲深くなりやすい
承認欲に駆られると
「他人からどう見られるか」
の妄想にハマってしまう。
すると、他人の評価に気に取られ、
本来の自分の価値を失ってしまい、
ストレスが増しやすい。
他人評価や承認欲求が全て悪い訳では無い。
しかし、自分の人生において、
それが全てになってしまうことは勿体ない。
承認は自己に向けること。
自分の納得出来ることに集中する。
自分の役割を果たすことは、ひとさまの
役に立っている。
劣等感を手放すこと。
自分の人生を楽しく誇りを持って生きることが大切、と。

僧侶である草薙龍瞬氏の著書は、仏教の教えや 智慧が詰まっています。
情報社会に生きるためには、
情弱でなく様々な学びを得て 自分を
ブラッシュアップして生きることが先決です。
しかし、自分らしさを捨て周りに流されるのは
長いようで短い人生では勿体ないです。

産まれて、今まで生きていられることは
とっても幸せ。
無いものを探さず、今あること、
授かっているものを見る。
人生の選択は自分がする。
そう思えたら、モヤモヤは晴れていき、
今日の自分へのエールに繋がります。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

#ジブン株式会社マガジン





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