三日坊主必見!必ず未来を変えられる!誘惑に打ち勝つ方法①
今日は脳科学の観点から三日坊主の常連さんでも必ず目標達成できる方法を伝授したいと思います。
今回は誘惑への対処と習慣化の2回に分けて掲載します。
まずは人はなぜ三日坊主となってしまうのかを理解しましょう。
■三日坊主のメカニズム
①人は未来の自分を過大評価する傾向にある。
学生たちを2つのグループに分けて下記の実験を行ったデータを紹介します。
学生たちに、ケチャップと醤油を混ぜた液体を可能な限り飲んで下さい、どれだけ飲めそうですか?と確認します。
・1つ目のグループには「液体を飲むのは数分後です。」と伝えたところ、平均して「スプーン2杯なら飲めそう」と答えました。
・2つ目のグループには「液体を飲むのは次学期です。」と伝えたところ、平均して「スプーン4杯なら飲めそう」と答えました。
この実験から、人は未来の自分を過大評価する傾向にあることがわかりました。
②脳の仕組みとして、人間は長期的な利益よりも目先の見えている利益を優先する。
スマホで調べものをする際、ついついweb漫画を見たりネットサーフィンしてしまいませんか?
それは動物的な本能が関係しています。
犬を例にして説明します。
飼い犬と野良犬では野良犬の方が動物的な本能が顕著に見受けられます。
特に、自力でエサの確保が必要な野良犬は目の前に食料があると食べられる時に食べておく食いだめの習性があり、
目の前からエサ(報酬)が無くなるまで食べ続けます。
人間も同様に目の前に報酬がある状態ではそれを手に入れようとする傾向があります。
以上のことを踏まえ、誘惑に打ち勝つ対策を下記に述べていきます。
■誘惑への対策
①行動の現在価値を上げる、もしくは現在価値を下げる。
・睡眠(二度寝)の場合
この場合は早起きの現在価値を上げる、もしくは二度寝の現在価値を下げる必要があります。
例).早起きしたらその時間を自分の好きなことに使っていい(現在価値を上げる)。
二度寝した場合は寝過ごした時間分、ウォーキングする。(現在価値を下げる)。
ちなみに私は早起きしたときはその分スマホでweb漫画を読んでいいことにしていますw
②10分だけ我慢してみる。
・ダイエットの場合
どうしても甘いものを食べたくなったとき、食べていい時間を10分後に設定します。
そうすると「その報酬はまだ先のもの」と脳が認識して誘惑が弱くなる(目先の利益でなくなる)。
③目的を明確にする。
なぜそれを行う必要があるのか、今一度理由を思い出してみましょう。
紙に書いて整理するとより深く理解することが出来ます。
④それを行うことで得られることを想像しよう。
自分が目標を達成することでどんな素敵なことが待ち受けているか想像してみましょう。
例.)
ダイエットに成功して自分の好きな人と付き合える。
第一志望の学校に合格して理想の学校生活がスタートする。
これが出来れば誘惑への対応はばっちり!
次回は習慣化についてお話するのでお楽しみに♪
今後とも応援よろしくお願いします。
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