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公務員の生成AI活用 #1
こんちは、かわこうです。
一昨年ぐらいからChatGPTが世間一般に知られるようになり、生成AIが注目されていますね。
広まった当初も使ってみて衝撃を受けたんですが、最近、イケハヤさんが数ヶ月前からVoicyやYouTube等で生成AIの発信をしてくださっているので、僕も改めて活用してみているところです。
だいたい僕は以下の3つの生成AIを使っています(特徴はざっくり)。
ChatGPT…万能
Perplexity…検索から答えてくれて、情報ソースも示してくれる
claude…文章生成能力に長けている
もはや最近は生成AIなしに生きるのは難しいぐらいにかなり日常的に使うようになっていて、あるのとないのとでは、日々の生活が全く違ってきます。
業務においては、僕の組織では書類作って許可を得ないと使えないので、仮に使うとした場合の架空のものとして試してみているんですが、これは公務員の業務においても使おうとしたら、相当生産性が上がるだろうなという気がします。
例えば、県から市町村向けにアンケート調査をやりたかったら、趣旨をプロンプトとして結構詳しめに入れてAIに考えてもらうと、調査項目と調査手法を考えてくれますし、仕様書作ってと言ったらバッチリ作ってくれます。
他にも、最近、有志で集まって、職員の副業について研究しようという動きを始めることになりそうです。そこでclaudeさんに聞いてみました。
〈プロンプト〉
私は県の職員です。数人の自主グループをつくり、「公務員の副業促進」についての提言を行いたいと考えており、現行の法令や国の動向、他の先進自治体の状況や民間企業における状況等を踏まえ、最終的には、「副業ガイドライン(案)」を作成して提案したいと考えています。あなたはガイドライン作成をどの程度手伝うことができますか?
〈claudeの回答〉
ご質問ありがとうございます。公務員の副業促進に関するガイドライン作成のお手伝いをさせていただきます。以下のように段階的にサポートできると考えています:
1. 情報収集と分析:
- 現行の法令や規制の整理
- 国の動向や方針の調査
- 先進自治体の事例研究
- 民間企業の副業制度の調査
2. ガイドラインの構成案作成:
- 目的と適用範囲
- 副業の定義と種類
- 許可基準と手続き
- 労働時間や報酬に関する規定
- 利益相反の防止策
- 情報管理とセキュリティ
3. 各項目の詳細な内容作成:
- 法令遵守の観点からの検討
- 実務的な運用方法の提案
- 想定される課題と対応策
4. ドラフト作成と修正:
- ガイドライン全体の文章化
- 法的観点からの確認ポイントの提示
- 修正案の提案
5. 最終チェックと仕上げ:
- 全体の整合性確認
- 分かりやすさと実効性の確認
これらの作業を通じて、実効性のある「副業ガイドライン(案)」の作成をサポートできます。ただし、最終的な判断や決定は、現地の状況や組織の方針を熟知されている皆様にお任せする必要があります。
また、法的な観点からの詳細な確認や、地域特有の事情については、専門家や関係部署との協議が必要になる場合があります。
どの部分から始めるのがよいでしょうか?または、特に重点を置きたい項目はありますか?
はい、こんな感じで、claudeさんの言う通りに進めていけば完成しそうですね。
コツとしては、割とプロンプトをしっかり書くこと。
自分の立場や何をしたいかということを具体的に書き込んで、claudeに回答してもらうことです。
そしてその回答に対してさらに、「もうちょっとここは◯◯で」とか、少しずつブラッシュアップしていく感じです。
これ、使うと使わないでは、本業の業務でも、個人的な活動でも、プライベートで何か対処が必要なことでも、課題解決へのスピードや精度が全く変わって来ます。
ところが周りを見渡しても、少なくとも公務員が多い僕の周りで活用してそうな人は全くと言って良いほどいないですね。
みなさんの周りもどうでしょうか?
ただ、これ使ってみたら、広がっていかないわけなくない?って感じです。
今は特に行政の中ではいろいろリスクを挙げようと思えばいくらでも挙げれるんで、そういうので強烈にブレーキがかかっているんですが、いずれ使わざるをえない状況になって、遅ればせながら使うようになっていくとは思います。
早めにこの新しい技術の流れに乗っておきたいですね。
生成AI関係の記事、また作っていこうと思います。