見出し画像

夫婦の役割分担は、「性差」ではなくお互いの「得意」で考える

こんちは、かわこうです!

今日は「夫婦の役割分担」について考えたいと思います。
今年の自分軸手帳では、
夫婦喧嘩をゼロにする」といういささか極端な目標を立ててて、
定期的に話し合いというか対話の時間を持つようにしています。
その中で、役割分担的な話になりました。

あと最近、ハラユキさんという方が書かれた
ほしいのは『つかれない家族』
という本を読みまして、疲れない家族の共通点の1つに
分担を『性差』ではなく『個人差』で決めている
というポイントがあるそうです。

いろいろな家庭を取材してわかったことなのですが、仕事や家事育児の向き不向き、好き嫌いに、男女差はほぼありません
(中略)
そもそも、人間というのは男女というふたつだけに分けられるほど単純な生き物ではないのです。たとえば、バリバリ働き稼ぐのが上手な女性もいれば、仕事より家事のほうが好きという男性もいます。大工仕事が得意な女性もいれば、お菓子作りが得意な男性もいます。
つまり、「男だから大黒柱として働くべき」「男だから大工仕事を担当すべき」「女だから子育てに専念すべき」「女だから料理を担当すべき」という性差によって役割を決めていくと、本人の資質を活かせず、ストレスを生み、生産性も上がらない、という悪循環に陥ることもあるのです。それは、家庭にとって大きなマイナスです。

ほしいのは「つかれない家族」ハラユキ著

ハラユキさんは、夫の海外赴任もあって、世界各国の家族を実際に取材されて、「つかれない家族」の共通点として、このようなポイントがると気付かれたそうです。

うちの夫婦なんですが、共に母親は専業主婦をしていた家庭で育ち、「男が外で稼ぎ、女は家庭を守る」という昭和時代の典型的な家庭の形でした。僕の親で言うと、父は本当に家事が今でも全くできないし、子育てもほとんどされなかったので、性差に基づく役割の意識はかなり強かったんではないかと思います。

僕らが結婚したのは、僕が26歳、妻が24歳の時。早々と結婚を決めたタイプです。そして、間もなく長女を授かりました。当時、妻は田舎の銀行の総合職としてフルタイム勤務をしていたんですが、妊娠しても職場からの配慮がなく、「退職したい」という話が妻からありました。お互いの職場が遠かったので、僕が遠距離通勤のためサポートがあまりできないというのも痛かったです。
この時、退職という結論を出したのですが、当時、お互い育った専業主婦家庭で作られた、役割分担の意識というのが、無意識であったんだと思います。こうして、妻は専業主婦になるわけです。

一旦、昔ながらの性差に基づく役割分担で生活してみるのですが、妻にはやっぱり「外で働きたい」「刺激がほしい」という意向があるということで、子どもの成長をみながら、はじめはパートの仕事から、今はフルタイムの仕事で共働きでやっているところです。

みなさん、夫婦の役割分担、どのようにされていますか?

今のうちの役割分担の考え方の1つとして、
僕は「戦略を練る」妻は「日々の実働に注力する」
という感じがあります。

よくよく自己分析してみると、僕は家庭でも仕事でも、「俯瞰して客観的に物事を見て、戦略を練ったりアイデアを出す」といったことは得意なのですが、日常の「子どもと一緒に遊ぶ」といった実働をやるのは大の苦手です。

一方、妻は日常で「子どもと一緒に遊ぶ」とか「ママ友と子連れて出かける」といったことは好きだし得意です。

なので、ここはお互いの得意を活かした役割分担として、日常では妻の実働が多いのですが、その分、僕の方が子どもの将来のことを考える、家計管理、旅行の企画、日常で使えるアイデアを出すといったことを担っています

ストレングス・ファインダーの結果でも、僕は戦略的思考が軒並み上位で、妻は人間関係構築力が軒並み上位で、実感としてもそんな感じがします。2人ともはっきりとした資質の並びだったので、お互いを補完し合えるように役割分担が組めました。

ストレングス・ファインダーについてはこちら↓

結果的には、妻が日常的なことを多くやってくれてるので、昭和的な役割分担と近いかもしれませんが、こうやって自分達の得意を知って話し合いの上でその得意に沿って分担していると、お互いの納得感が全然違うと思います。

こんな感じで、一旦は自分たちの中にもあったステレオタイプな性差による役割分担から、自分たちの得意を意識した役割分担に少しずつ移行することができています

大事なのは、「自己分析」と「話し合い」です。

まずは自分の得意を理解していないといけないし、お互いが役割分担に納得するために何度も何度も話し合って、日頃からメンテナンスのために話し合うことを続けることが大事だと思います。

どうぞご参考に~

いいなと思ったら応援しよう!