編入とTOEIC
2020年3~5月の全てのTOEIC公開テストの中止が発表されましたね。
今年編入試験を控え、思い通りの点数がまだとれておらず
焦ってる方もいるんじゃないでしょうか…
もちろん来年に編入を控えている方もどうなるんだろうと
不安に思っていることと思います。
今回は「実際、編入ってTOEIC必要なの?」「何点とれたらいいの?」
という今皆さんが心配しているであろう
「編入とTOEIC」についてお伝えしていきます、
編入にTOEICが使われるパターン
一般受験の場合以下のパターンが考えられます。
①出願要件(足切りとして使われるパターン)
私の志望していた国際系は、英語ができてなんぼ。
在校生の多くは留学に行っていることもあり、
このように足切りとしてTOEICの点数が設けられることがありました。
点数は大体700-800点程度であったと思います。
②英語試験に加点されるパターン
編入試験時に受ける英語試験の点数に
TOEICの点数によって加点されるパターン
点数は800点以上で10点加点、850点以上で20点加点といったように
点数が高ければ高いほど、高得点の加点になります。
加点対象は大体800点以上だったと思います。
③出願時に任意で提出
特に明記はされていないが、
英語に関する資格の成績を提出できるパターン
TOEICだけでなく、英検やTOEFLでも提出できます。
合否に使われているのか、使われていないのか
いまいち分からなくて困るというのが、このパターンの正直な感想。
個人的には、筆記試験や面接(口頭試問)の成績がほぼ同じ人がいて、
1人がTOEIC持ってて、もう1人が持ってなかったら、
TOEIC持ってる方を合格させるかなと考える。
④特に記載はないが、面接で聞かれるパターン
「TOEIC持ってる?」「何点?」
と、面接中いきなり聞かれるパターン
自分の最初の点数と最高点は言えた方がいいですよ。
(前提として、持ってる?と聞かれたときに
誇らしくこたえられる点数を取っておかないと…)
ここでご紹介したのは、
私が受験した(受験を検討した)大学の例です。
「自分の志望している大学どうなんだろう?」と思った方は、
検索すると去年の募集要項が確認できると思いますので見てみてください。
編入でTOEICが必要なときの注意点
編入でTOEICのスコアが必要と分かったときに
必ず確かめるべきことがあります、
それは、
IPテストのスコアでも認められるのか、公開テストのスコアのみなのか
しっかり募集要項で確認してください!!!
IPテストスコアが使えるかどうかは大学によってまちまち。
加えて、スコアの有効期限も確認するといいと思います。
大体2年前のスコアまでは使えると思いますが、要確認。
専門学生にとってTOEICは重要
編入生にとって、
上記TOEICが使われるに該当しなパターンに該当しない場合は、
TOEICはあまり必要ないかもしれません。
ただ、私の持論ですが
TOEICができなければ、国際系の学部の英語試験は解けないと思います。
そして、専門学生はTOEICの点数をできるだけあげておくべきです。
今の大学には編入の同期(全く同じ専攻)がいまして、
私のように専門学校出身者や、短大の外国語学部の出身者だったのですが、
専門学生のTOEICスコアは平均でも800後半である
一方で短大出身者は300台でした。
「なんでそんなに差が出るのか」と考えてみると、
短大出身者は、短大で卒論書いており、
編入前での学校で何を頑張っていたのかやどのくらい努力しているのか(編入後も努力し続けられそうか)を測る材料として、
短大出身者は卒論が、
専門学生は卒論がない代わりにTOEICのスコアが
使われたのかなと考えています。
そう、専門学生は卒論がないというハンディキャップがあると考えてください。
ハンディを埋めるに、なるべく高いスコアをとっておくことが重要だと思います。
TOEIC公開テストが受けられない今何をしておくべき
先行きが見えない中で、今何をしておくべきか
私なりに考えてみました
①数少ない受験チャンスで高得点が取れるように、しっかりとTOEIC対策しておくこと
②今通っている学校でよい成績をとっておくこと
③(今年受験の方は)英語試験で高い点数がとれるように対策しておく
次のTOEICは早くても9月。
出願までにラストチャンスの方もいるかと思います。
来年編入を控えている方も例年より実際に受けれるTOEICの回数が少なくなると思います。
少ないチャンスで確実に点数が取れるように対策をいつも以上にする必要があると思います。
また、TOEICが中止になって、例年であればTOEICを試験に使用する大学も使用をなくす、または任意提出にすることもあるのではないかと思います。
その分重視される可能性があるのは、
今の学校の成績や当日の英語筆記試験の結果ではないでしょうか。
あくまでも私の見解なので、実際どうなるかはわかりませんが、
あらゆることに備えておくことに越したことはないと思います。
今時間があるからこそ、やれることはやっておくべき!!