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そんなこんなで、「Graceful bouquet」を振り返る

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Minori Chihara ORCHESTRA CONCERT 2020「Graceful bouquet」

2021年9月12日(日)開催。
場所はTACHIKAWA STAGE GARDEN。

延期に延期を重ね、ようやく実現することができました。本当に心から感謝です。

こちらは今回のオケコンのアレンジ・指揮・ピアノ・・・要するに音響監督かコンサートマスターのようなお方です。

そしてどうやら全体リハーサルは1回きり。みのりんは感動の嵐だった模様。そんなみのりんの音楽がどんなものになるのか、待ち切れませんでした。

■グッズ

物販は事前通販のみでした。
現地物販は無いですが、アニメイト立川さんとアニメイト通販で販売が実施されました。

※右側の画像はアルバム「Re:Contact」のアニメイト立川店での予約特典になります。

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まぁサマチャン2021が終わった翌日からの事前通販で全部買いましたが(笑)

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相変わらずの可愛い玖珂みのりんです。

■当日

当日物販はありません。なのでのんびり現地入り。
オケコングッズのワイシャツとネクタイを身に纏い、ジャケットは暑いのでお留守番。
事前告知の通り、コンサート会場最寄りのアニメイト立川店でグッズの再販がありました。久々にいつも使っている秋葉原のアニメイト以外の店舗に寄った気がします。当然のようにアニメイト立川店でも「Re:Contact」を予約しました。発売日の店舗巡りが大変です(笑)。

友人と待ち合わせつつ、本番に想いを馳せながらドキドキして過ごしました。

こちらは開催前夜のみのりんブログですが、オーケストラコンサートということでいつもとは少し違った特別な緊張感のようですね。私も今年のサマチャンとは違った感覚で前日の夜を過ごしました(笑)。
現地に着くといつものみのりんライブの風景、というか感覚を味わいました。やはりライブは現地に限る。

そう言えば関係者受け付け口が近くにあったせいか、馬場ちゃん、ランドリーのみなさん、みのりん関係者(三上さんや手塚さんなど)の皆さんを見かけました。運良く馬場ちゃんに気付いて会釈できて向こうも反応してくれたので嬉しかったですね。
座席も2階席Cブロックだったので、ケニーや他の関係者も見ることができました。皆さんの感想が聴きたいですね。

あとは、会場内では仕事中の斎藤さん、すずめちゃん、笹原さん、しーちゃんも見ました。この素敵なみのりんファミリーには本当に安心しますね。

■セットリスト

オープニング
M01:Love Blossom
M02:雪、無音、窓辺にて。
M03:優しい忘却
M04:月の様に浮かんでる
M05:Hopeful "SOUL"
M06:エイミー
M07:会いたかった空
(前半戦終了、休憩)
M08:雨上がりの花よ咲け
M10:PRECIOUS ONE
M11:暁月夜
M12:境界の彼方
M13:みちしるべ
(MC)
M14:純白サンクチュアリィ
(アンコール)
M15:ひとひらの願い
(MC)
M16:花束
(カーテンコール挨拶)

ちなみに本番の1週間くらい前に気軽な感じで予想してみました↓

全くかすりもしていません(笑)。
想像を遥かに超えてくるみのりんは最高です。
だからこそ、選曲や曲と曲の順番、その意味など深読みが捗ります。
丁度このコンサート当日更新の音楽熱想#135では、藤末樹さんについて語っておりました。ラストミニアルバム「Re:Contact」の最後のレコーディング曲が藤末さんということで、これまでどんなみのりん楽曲を担当されてきたか、どんな楽曲に仕上がったかなどを話していました。それもあって今回実際に披露された藤末さん楽曲は、いつも以上に作曲者のことを思い浮かべました。

■感想

完璧な仕上がりです。声も美貌も。
1曲目は音響バランスのせいだとしても、残りは終始圧倒されました。みのりんの歌はこんなにも素晴らしいエネルギーに満ち溢れていて、心身ともに響き渡りました。
みのりんのお召し物は、グッズにもあるオケコン玖珂みのりん仕様でした。美し過ぎます。遠目からでもわかります、感じます、伝わります。今回はMCがほぼ無いので、天界の女神が地上に降り立ったかの如き光景を目にすることができました。それでいて、ゆらゆら揺らめきながら歌ったり間奏を過ごしたりするみのりんの姿は可愛くもあり美しい振る舞いでもありました。みのりんは本当に凄い。

・オープニング
いよいよ始まるという良い意味での緊張感が演奏と共にワクワク感に変わるのが本当に素晴らしいです。ライブに来た!という実感をリアルに感じる瞬間ですね。

・M01:Love Blossom
音響バランス調整が良くなかったか聞こえずらかったのがとても残念でしたが、このメロディーが聞こえた瞬間にサマチャンのラブブロとはまた違った感覚が芽生えました。やはりみのりんの楽曲は歌う会場や楽器、セットリストの流れや組み合わせで唯一無二の音楽になるのだなと改めて感心しました。

・M02:雪、無音、窓辺にて。
来てくれると信じていました(セトリ予想には含めてませんでしたが笑)。長門有希のキャラソンでありながら、みのりんライブでは幾度となく歌われてきた楽曲です。「涼宮ハルヒの弦奏」ではオーケストラバージョンで聴くことができますが、今回は台詞無し。そして茅原実里楽曲としてのアレンジとみのりんの声と美しさが魅せる荘厳美麗の世界に圧倒されました。

・M03:優しい忘却
長門有希繋がり。アカペラ始まりは劇場版のエンディングを思い出しますね。そして少しずつ楽器が合流していきました。私はこれが大好きでございます。段々と音が増えていくのと一気に揃うのとが合わさった演奏、感動の嵐です。

・M04:月のように浮かんでる
ソロ演奏(楽器の名前がでてきません笑)からのイントロ。最初全然的外れに思ったことは、長門曲が連続で来たから次も、弦楽器ソロだから「Greed's accident」だ!と盛大に勘違いな期待を抱いてしまいました。でも実際背景のスクリーンが変わって月が映し出された時、この楽曲のイントロが”すっ”と入ってきました。
あと、この楽曲だけでなく最初からそうですが、コーラスのハーモニーが最高に気持ち良くて感動しました。

・M05:Hopeful "SOUL"
みのりんの大好きな”希望”をテーマにした楽曲ですね。相変わらず魂篭もり過ぎるボーカルですが、まさに熱唱でした。魂の雄叫びといいますか、明るいポップな希望とかでなく、一筋の光を掴み取る気持ちというか、赤い照明の演出がまさに心の底からの熱望という感じで凄かったです。

・M06:エイミー
・M07:会いたかった空
この2曲が来た時の私の感情は、言葉にできないほどの感謝の気持ちで爆発していました。私がセトリ予想で「エイミー」の直前に「そのとき僕は髪飾りを買う」を入れたのは、髪飾りの楽曲イメージがまさにエイミーの物語に似合うなと思っていたからです。一歩引いた形で踏み出せない感情を歌った髪飾りは、”自分もいつか誇れるような大人になって申し込もう”というフレーズが閉じこもっていたエイミーとリンクしたからです。だからどちらかというと「エイミー」の楽曲につなげる形でセトリ予想しました。
しかし実際のみのりんのこの選曲です。
本当にみのりんはいつでも誰かの幸せを願っているのだなと改めて実感しました。

つい私もポエミーなつぶやきをみのりんブログのコメントやツイッターの引用RTで語らずにはいられませんでした。
一緒に参加した友人とも見解は一致していて、この選曲の流れでエイミーとテイラーの新しい物語が生まれました。みのりんの歌にはひとつひとつに想いや積み重ねてきたものが存在していて、沢山のライブで歌われてきたからこそ新しい出会いや巡り合いが歌と歌で繋がっていくのだなと思いました。この感情を体感できたことが今回のコンサートの特別たる所以だと思います。

そして一旦は曲が終わり、そこから再び「会いたかった空」のインスト、その演奏とともにみのりんは退場します。

・前半戦終了
15分くらい休憩。ここまでほぼMC無し。本当に新鮮でした。

・M08:雨上がりの花よ咲け
後半戦は虹のように気持ちが輝くこの楽曲からスタートです。雨咲けは河口湖ステラシアターのような野外が似合うと思っていたけど、やはり原点のParadeに帰結しますね。今回のオーケストラアレンジも花束がメインテーマにあるので”花”繋がりと、壮大だけどParedeのように心躍るワクワク感を身近に感じられる楽曲になりました。

・M10:PRECIOUS ONE
雨が上がった後半戦はさぞかし明るくてハッピーな楽曲が来るんだろうなと思っていたところにこれです(笑)。寒さ感じる雪や雨の夜のようなこの落差です。流石はみのりん。
今回全体的に激情的な感情と歌い方がとても良い感じなので、聴き入ってしまうというか印象がより強く感じられました。

・M11:暁月夜
このイントロが久々に聴けて良かったです。みのりんの楽曲は今のみのりんが歌うからこそです。だから今のみのりんが歌ってくれたことに感謝、そしてみのりんが快く歌えるようにアレンジして演奏してくだすった皆様に感謝です。さっきからずっと言っていますが、このオーケストラコンサートでのみのりんの激情的楽曲のボーカルパワーが圧倒的に凄いです。

・M12:境界の彼方
京アニ楽曲オンパレードですね。とても嬉しいです。11月のライブも現地行きたいです(笑)。
さて、このアレンジもまた素晴らしいです。原曲の走り出したくなるような展開も持ちつつ、心沸き立つような楽曲とコーラスが気持ち良いですね。

・M13:みちしるべ
みのりんの歌はどんな時でもそれまでの積み重ねや感情が籠っています。だからこそ、今日歌った「みちしるべ」もまたサマチャンを終え、ヴァイオレットオケコンも終え、Re:Contactのレコーディングや楽曲と向き合ったみのりんが歌う「みちしるべ」なのです。私にとってのみのりんの歌とはそいういうことです。だから私はその時のみのりんが歌う歌を常に聴き続けてきました。これからのみのりんがどんな時に歌うのかはわかりませんが、その瞬間に出会うためにも歌手活動休止中であっても、これまでのようにみのりんとともにあり続けていきたいです。

・MC
久々のMC。でも「次で最後の曲です」。
早くない?でも前半休憩の時点で1時間だったので、今回の上演は2時間で納めるのかなと感じていたのでもうそんな時間かとも思いました。本当にあっという間でしたね。

・M14:純白サンクチュアリィ
直前のMCで「みんなと私を繋いでくれた歌」と言ってくれました。これもまた「Re:Contact」ですね。不思議なもので歌手としてのみのりんに最初に出会ったこの曲が一番大切で特別な楽曲になっています。それはみのりんがずっとずっと歌い続けてきてくれたからだと思います。100回公演まではずっとセットリストに入って歌い続けてきましたからね。だからこそこの楽曲の存在は大きくて特別なのだと思います。

・アンコール
拍手で送り出すのも迎えるのも良いものですね。

・M15:ひとひらの願い
みのりん楽曲に背中を押してくれる曲は多いけど、この曲は特別ですね。いや、特別な曲しかないんですがこの楽曲は作詞みのりん。歌詞が全てを物語っていますね。そして今のみのりんだからこそラスサビの

「ひとひらの願い込めて 君に届くように」
「ありったけの想いのせて 私は唄うよ」

この”ひとひらの願い”を花びらに置き換えると「Graceful bouquet」はみのりんの願いが束になった花束なんだなと理解しました。

・MC
今日のみのりんブログでもありましたが「こんなに喋らないのは珍しい」というくらいMC無しでお届けしました。”歌だけを届ける”ということでみのりんの想いはしっかりと受け取ることができました。
ここで楽団紹介、東京21世紀管弦楽団の皆さん、コーラスのSAK.さん、ドラムスの海老原諒さん。そして音響監督の大嵜慶子さん。
大嵜さんももう1回頭からやりたいと言うくらい素敵なコンサートでした。2019年の15周年記念プロジェクトのひとつとしてこのオーケストラコンサートは始まりました。その時1度だけ打ち合わせをしたそうです。そして1度目の延期。この時の振替日程には都合が合わなかったということでしたが、2度目の延期による振替となった今日、遂に実現することになりました。原曲を生かしつつ、どんなアレンジ、どの楽器をソロにしようか、など真摯に楽曲とみのりんの音楽に向き合ってくれました。本当にありがとうございます。
みのりんももっと歌いたいと思いつつも名残惜しいと感じるのもライブの良さということ。そして思い出したかのように映像化の告知をするみのりん。何気に開演前の注意事項で「収録用のカメラが~」と言っていたので円盤化するのかなとは思っていましたが、告知があって安心しました。

M16:花束
そしてしっかりとこの楽曲で締めます。このコンサートに向けて「感謝の気持ち」「愛の花束」を受け取って欲しいとずっと言ってくれていました。しっかりと受け取ることができたと思います。
そして、この楽曲はみのりんとファンとの掛け合いで出来上がる花束です。
まだまだ情勢が厳しい世の中、こうして開催されることだけでも感謝です。しかしやはりみのりんに直接声援を届けたいと言う気持ちは1㎜も失っていません。一緒にラララをするために次も必ず花束を歌って欲しいと願い続けます。

・カーテンコール挨拶
いつものみのりんでした(笑)

みのりんの当日のブログです。みのりんが幸せを感じていることが幸せですね。

素晴らしい演奏者の皆様にも心からの感謝を。

すずめちゃん。今日来ていた関係者の皆様の感想も改めて聴きたいですね。

■最後に

まとめみたいなことは前述で色々出し尽くしたので、ここはやはり宣伝を(笑)。

発売日:2021年12月22日(水)
商品:Minori Chihara Live 2021 「SUMMER CHAMPION 2021〜Minori Chihara Final Summer Live〜」 & 「Minori Chihara ORCHESTRA CONCERT 2020 -Graceful bouquet-」

さっそく映像化情報が出ました。しかも待ちに待っていたサマチャン2021の円盤と一緒!年内発売!年末年始はこれを見まくることができますね。

追加で買おうかな。フォトブックと一緒にサマチャン2021の円盤を観るのが楽しみです。

Re:Contactの方は、もうすぐ全ての収録曲がレコーディング終わりそうですね。作詞作曲の組み合わせとかトラック順とかはまだ予想する余地があって楽しみです。
アルバムのジャケット撮影もこれからとのことなので、その日のブログが楽しみですね。


2021.9.28追記
音楽熱想#151でライブ映像のMIX作業を語っていました。

照明やみのりんの仕上がり具合について、激しく共感しますね。必聴です。そして、改めて円盤が発売になったら聴き返してみるのも良いかもしれません。楽しみです。

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