あほ

あほとかしこがいる。

かしこは経済をばりばり回し、結果、地球を壊してしまった。

100年前、スペイン風邪が流行していた頃、人間の手つかずが地球上に88%あったそうだ。コロナちゃんの現在、それは22%になってる。そりゃ地球も怒るわ。

地球は水の星。水が循環し、流れて、健康が保たれる。水が循環するために樹木がある。地下の水は樹木を使って吸い上げられ、幹を「上」に上がり、毛細血管の葉っぱで呼吸し、大気へと戻る。やがて雲になり、雨へと化身して、また地表や山へ降り注ぐ。ところが、山の樹木が伐採されると生態系が壊れてしまう。

かしこはアタマいいかもしれないが、ロクなことしない。欲しがるのはエントロピーゼロのお金だけだ。

一方、あほはあほなだけあって、たいしたことができない。ぼんやりしてる。バーでたまたま隣合わせた風俗嬢にスマホ取り上げられ、LINEを強制的に交換、「逆ナンされましたわー!」と喜んでいる(笑)そりゃ、風俗嬢からすれば「今月の家賃」のために、なりふり構わず、仕事するよね。そう、かしこが作った社会は、「今月の家賃」が気になる人を大量に生み出してしまったのだ。

いま、コロナちゃんのおかげで、かしこの得意とする経済がスローペースになってる。ぼくが「スローなビジネスに帰れ」と呼びかけたのが2001年だから、20年かかって、ようやくスローダウンした。

あほになろう。

考えすぎない

直観に従う

家族を大事にする

ごはんをいっぱい食べる

よく寝る

運動する

よく笑う

基本、ひま

人生は楽しむためにある。考えるためではない。首から上を使いすぎた結果がいまの社会だ。首から下、感情のおもむくまま、生きてみよう。

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