
置き換えの法則
フォーカス・マーケティングでコア・アイデアを知るもう1つの方法は、君のビジネスを何か他のことに置き換えてみる。
広島のマツダスタジアムへ仲間と遊びに行った。
広島駅から線路沿いにスタジアムへ一本道。途中のコンビニが赤くカープ仕様になってて、いやが上にも盛り上がる。
さて、野球場ビジネスは何に置き換えられるだろう。
写真を見ながら考えてみて下さい(何年か前のだから、施設は変わってるかもしれません。ごめんね)。
・空いているときは一般にも貸してくれるから、場所レンタル業
・アーティストのライブをやるから、コンサート会場
・生ビール、ジュース、フライドポテト、フランクフルトソーセージ、ポップコーンを売っているから、フードビジネス
・子どもを遊ばせておけるから、遊園地(価格は現在変わってるかも)
・野球観戦しながら訓練できる新しいスポーツジム
・・・この中で生ビールとか、ジュースとか、どこか他でも売ってるよね。そう、シネマコンプレックスだ。
つまり、野球場とシネマコンプレックスは、実はフードビジネスであり、「楽しみながら食べる」というたった1つのニーズでは競合してる。
「休日の家族時間の過ごし方」というニーズでも競合してる。
「置き換えてみる」のは、このように、コア・アイデアを知ることだけではなく、競合を発見することにも役立つんです。
やってみて。