韓国語でマーケティングの本を書くことで、本質をあぶり出す
仕事にせよ、勉強にせよ、トレーニングにせよ、成果を決めるのは、インプットよりもアウトプットだ。
似たような話はここでも書いたよね?
語学でもそうで、どれだけ勉強したか、記憶したか、より、どれだけ実際に使ったかで決まる。
なので、今日からまたまた無謀なことを始めた。ま、オレ、ロックンローラーだから(笑)
本を韓国語で書き始めたのである。
ぼくの著作『マーケティング・サーフィン』(2002年刊)は、マーケティングの本質だけを抜き取ってわかりやすい絵本にしたもので、評判が良く、韓国語版も出ている。翻訳者は優秀な方で、「マーケティングを甘くおいしくいただく」という意味のタイトルに翻訳してくれている。著者の意図を完璧に汲み取ってくれて、技あり。
その本を、20年経った2022年のいま書いたらどうなるか。韓国語で書き始めた。しかもわざわざ手書きで。手書きしないとハングルが覚えられない。
まだまだわからない単語だらけなので、辞書をひきながらだけど、でも、外国語に自分で翻訳するとなると枝葉末節が削ぎ落とされる。本質だけが残る。それが大事だ。
『ザ・マーケティング』という、ぼくの40年のマーケティング・キャリア集大成にしたい講座が控えている。そこで伝えたいのは、やはり本質。なので、韓国語でマーケティングの本を書くことで、本質をあぶり出すことができている。
外国語を学んでいる皆さん、途中でも何でもいいので、何かアウトプット・・・詩を書くとか、エッセイとか、もちろん日記とか・・・やってみることをおすすめします。ご自分の「本質」に向き合う絶好の方法ですよ。