ぼくの洗いもの流儀
食後の食器洗いものが好きで、担当してる。
ステイホームで初心者ながらやってみよう、という人も多いと思うので、ご参考までにぼくのやり方をご紹介します。ぼくは15年近くこのやり方やってるけど、指先があかぎれになったりしない。
準備するもの
シャボン玉石けんの手洗い用と台所用。スポンジ2つ。1つは食器洗い用、もう1つはシンクなどを洗う用(だから食器洗いで使い込み、へたったものが配属されます)。
洗い終わった食器を拭くナプキン、キッチンペーパー(できればバウンティ、Amazonで買えます)、洗い終わった食器を仮置きする水切りラック。
以上。水切りラックはあってもなくても可。
洗い仕事の動線
洗いたい食器はまとめてシンクに。ただ、大きな図体の人たち・・・カレー鍋、土鍋、炊飯器の中の人・・・は、キッチンの平地で待機しておいてもらおう。待機中は中にお湯を張って、洗剤を注入しておく。
カレー鍋はカレーを先に流しておく。お湯でいいので、ざーっと。理想を言うと、お湯&手洗い用石けんで濡らしたキッチンペーパーでカレーを先に拭っておく。全部。その後、お湯&洗剤を入れておく。
これはカレーを食べた後の皿も同じ。
テレビコマーシャルでやっているように、スポンジでカレーを拭うのはNG。あれはスポンジにカレー成分がついてにおいが残るし、スポンジ寿命を短くする。「油汚れに〜♪」と言ってるけど、油汚れはキッチンペーパーで拭うだよ。先に。「スポンジ&洗剤で油汚れやカレーを取り除く」のは無し。
他の汚れも同様で、基本、キッチンペーパーまたはお湯で先に流す。スポンジ&洗剤は最後の仕上げ。
洗ったら、できる限り早くナプキンで水を拭おう。ナプキンを使わない人もいるけど、ぼくは使う。水は乾くと水垢になるから。美しいグラスを保つには、必ず拭く。
洗い物が多いときは、先にクラス分けしておく。
1組 小さくて、繊細で、汚れが少ない人たち
2組 大きくて、頑丈で、汚れまくってる人たち
まず1組を洗って、水を拭い、棚に収納するところまで済ませる
その後2組をケアする。
洗う順番
小×汚れが少ない → 大×汚れが大きい
大より小を、頑丈より繊細を優先する
たとえば、ワイングラス、ビールグラス、お湯飲みなどは最優先。和物は小鉢、小皿が多いよね。
スパークリングワイン飲むときのフルートグラスはすべてに優先して一番に洗おう。
お箸、菜箸、スプーンなども優先。なぜなら、この子たちがシンクにいると、洗ってる時に、皿とかグラスが乗っかるかも。それは物理的に安定しないわけで、うっかりするとゴロリと落ち、割れてしまうことがあるから。
テーブルの上では絶対にあり得ない姿は、シンクの上でもやってはいけない。
シャボン玉石けんをオススメする理由
たまたまシャボン玉石けんの社長(当時)が書かれた本を読んで、当時葉山で森戸海岸近くに住んでいたこともあり、海を汚しちゃだめだなあと思った。それ以来、石けんを変えた。泡切れも良いし、使えばつかうほど、シンクがピカピカになっていくのが面白い。
こんな感じ。
念のため。ぼくとシャボン玉石けんとは何の関係もありません(笑)
他の洗剤を使うと、「ぬるみ」がいつまでも消えず、指が荒れるので、もう逆戻りできない。ただシャボン玉石けんの唯一の欠点は、買える場所が限られていること。これはマーケティング的に致命的だと思う。仕方ないから、同社のネット通販使ってるんだけど、石けんをわざわざ遠くから運んでもらう、というのも何か気がひけるんだよね。近所のコンビニでほいほい買えたらとても嬉しい。
あれ? こんな感じかな? ほかにいろいろ書くことあった気がするんだけど・・・
とにかくぼくは洗い物と、水回り(お風呂、トイレ)の掃除が大好きで、ご希望があれば無償でやって差し上げたいくらい(やらないけどw)。
あ。まだあった!
すべての食器を洗い終えたら、シンク洗い用のスポンジに手洗い用洗剤つけて、シンクや、水が流れ込む排水口にあるカゴもゴシゴシ洗ってあげましょう。
洗ったら、水で泡を洗い流します。
最後に、キッチンペーパーできれいに水滴を拭う。
これ、大事。水があるままでは、シンクがきれいになりません。
でね。ぼくは食洗機を使わない。理由は・・・
こうして食器を1つひとつ洗って、水分切って、拭いてるとさ、お料理してくれた妻に感謝の気持ちが満ちてくるんだよ。
そう、ぼくにとって洗いものは、妻への感謝を体内に満ちさせる儀式なんだ。