太陽系リーダーシップ
昨日、MAIDO+オンライン講義中、リーダーシップについて質問があった。ぼくは「リーダーがみんなを引っ張る」スタイルはもう有効ではなく、メンバー1人ひとりが自走する編隊スタイルが理想、と言ってる。本も書いた。
リーダーシップ・プレーン。
各メンバーは「好きのオーラ」を揚力として飛び立ち、ハートには倫理力を備える。そして、「思い描く力」「育成力」「コミュニケーション力」「戦略思考力」「戦術実行力」5つの力で仕事する。
これまでは「引っ張る」リーダー像。
凧のリーダーシップ。みんなを引っ張るけど、止まったら全員墜落する。
これからは自力エンジンで、各自機敏に方向転換する。好きのオーラを揚力として。
しかしながら、現代社会はどっちに行っていいのやら見えない。カーナビが壊れ、地図のない環境だ。なので、リーダーですら、どこに行けばいいのかわからない。
ではどうするか。
ここからが昨日の議論。ぼくは、いまのこの「わけのわからない」「先の読めない」時代、リーダーはとにかく太陽になろう、と言った。太陽系はいまのところ、うまくいってる。太陽がごきげんに光ってくれてるから。そして地球のみが空気を用意しているので、太陽光のおかげで明るく、温かい。他の星には空気がないから暗いし、寒い(熱い)。
暗い会社は社長が暗い。暗い家庭は親が暗い。
明るい会社は社長が明るい。明るい家庭は親が明るい。
とにかく、ひたすら、明るくしよう。アタマ良かろうが悪かろうが、やること的を射ていようが外そうが、明るければ、うまくいく。
社長やリーダー、親に限らず、1人ひとりが、ひたすら、太陽でいることを心がけていれば、世の中、明るくなる。これ、間違いないと思わない?
今日もどしゃぶりの雨だけど、でも、少なくともぼくたちは、太陽でいようよ。