最強商人の習慣
商売の目的はお金を使うことだ。これが習慣の第一。
稼ぐのは、使って、社会に循環させるため。
ここ、たいていの人は逆に思ってる。
getじゃなく、giveが目的。
最強商人は、とにかく支払いが速い。
催促されないと支払わない商人で、大成した人を知らない。
根っこの考え方が違うんだろう。
最強商人は固定費を小さくする。第二の習慣。
いまとってもしんどいANAが「仮に飛行機を飛ばさなくても収益が出るように」と言ってるけど、これはペンギンが空を飛ぶくらい自己矛盾してる。
なぜならANAは航空会社であり、「飛行機を飛ばす」という事業目的のもと、ビジネスモデルを組み立て、最適化している。
わかる。わかるよ。しんどいのは。でもね、新幹線や飛行機の競合がZOOMになったとき、だからといって新幹線や飛行機が動きを止めるわけにはいかないよね。そこが社会インフラ事業の厳しいところだ。
固定費ががっちりでっかく居座っているからこうなる。
ぼくたちは社会インフラ関係のような商いをするわけじゃないよね?
環境がサーフィン化している。これをビジネスサーフィンと呼んでる。サーフィンと他のスポーツと決定的に違うのは、「グラウンドが動く」こと。
サッカーも野球もラグビーも、どっしり動かない大地を前提にゲームを組み立てる。しかしサーフィンは、やってみるとわかるが、足元がコンマ秒で動く。
現在のぼくたちを囲む環境はまさにサーフィンで、いつまた新型ウィルスが襲うかわからないし、自然災害もあるだろう。
だから固定費はできるだけ変動費化させておく。わかりやすく言うと、正社員を雇わない。エコシステムやコミュニティの中で仕事としてお願いするのが良い。
その意味で、エコシステムとかコミュニティは必須で、たとえばぼくがやっているTeam Rock beingで安田委久美ちゃんが新商品を企画した。
「考え中」の段階で以下のように投稿した。
(ここから)
9月からハウス運営以外に、
「生まれ変わり」をコンセプトに
海洋プラスチックからアクセサリーを生み始めました♪
ただ、すでに海洋プラスチックからアクセサリーを生んでいる所があるので、
アクセサリー以外に生まれ変わるとしたら。。。と
日々妄想しております。
新しい道を進もう♪という方には「お守り」になるかもしれません。
他の素材との出会いで、
全く違うものになるかもしれません^^
海をゆらゆら旅してきたプラスチックが
何に生まれ変わって、
どんな場所にたどり着くのか、
これまでの旅とこれからの旅を妄想すると…(*ノωノ)
(ここまで)
するとコメントが70件入った。
「アクセサリーも入るピルケース
軟膏やハンドクリーム、練り香水などが少しだけ入れられて持ち歩けるケースが欲しい」
「いくちゃん、前にちらっと言ってたドライフラワーのアレンジ作るときにでる小さな小花、つかってやってみて✨お花の一粒まで生き返って可愛くしてもらえるからー。ピアスとかなら可愛いのできると思うー」
「えー!可愛い!!!
アクセサリ以外では男の子が買えるものがあるといいかな?女子の方がこういうの手軽なんだよね(o^^o)
と、関係ないけど来月お会いするときに、行商してください、ナビコ買いたい!ピアスじゃなくてイヤリングでお願いします!!!なんぞ見繕ってくれると嬉しいです💕」
・・・
既に売れてる(笑)
最強商人は、企画すら、下書き段階で、エコシステムに投げかけ、磨いていく。これが第三の習慣。
以上、最強商人が必ずやっている三つの習慣のお話でした。