届いた野菜たちを手にし、「いいなあ」とつぶやいた
起きてる間はずっと勉強している。
14日のオンライン講座『君たちはどう生きるか』のための仕込み。
ただ、ぼくの場合、「入れられるだけ入れたら、不要なものは削ぎ落とす」スタイルを取る。入れた分をすべて話すわけじゃない。
昨日は文藝春秋を久しぶりに買った。
作画監督を務めた本田雄(たけし)さんのインタビューが掲載されているから。
読んだ。これは、ぼくの講座では使わない。理由は、制作上の裏話だから。
欲しいのはこの映画に込めた思いであり、ぼくの「思い」との距離や相違を参考にしたい。
映画パンフレットに、宮崎駿監督の企画覚書がある。
企画に着手した7年前。2016年。映画が完成する頃、世界はどうなっているのか。どんな気分の観客が観るのか。
戦争はげんに起こっている。
大災害・・・この異常な暑さは間違いなく災害レベルだ。
タイが「避暑地」として選ばれているらしいし、マウイ島の森林火災もおそらく暑すぎるからだろう。
その意味で、宮崎駿監督の読みは当たっている。でもこれも、オンライン講座では使わない。
あくまで、重要視しているのは「ぼくたちはどう生きるか」だから。
昨日、新潟の友人から野菜が送られてきた。
彼女は横浜でエステやっていたんだけど、いろんなご縁や出会いがあり、現在、新潟で農業を始めている。
ぼくは、届いた野菜たちを手にし、「いいなあ」とつぶやいた。
産業には一次産業、二次産業、三次産業がある。農業・漁業、工業、サービス業。
エステはサービス業にあたる。エステから農家へ。三から一へ転職したわけだ。
これからの不安定な社会で、これは正解だと思う。
ぼくは三次産業であり、どう贔屓目に見ても、農業できない。力弱いし、不器用だし、虫嫌いだから。アウトドア、まーーーーーーったくダメ。
でも、こういう人は、不安定な社会では、弱い。
これからの子どもは、三より二、二より一と、数字の小さい分野で生きられるようにしておくといいと思います。間違っても塾なんかには行かず、炎天下、遊んでも平気な体力とパワーを養うのが大事。
ぼくは、できないなあ・・・(とほほほほほ)
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