もっと儲けるための数字じゃなくて、 もっと遊ぶための数字。
自宅は北区、オフィスは中央区にある。
中央区はマンションの一室なので、国勢調査票が入ってた。
自宅のほうのはネットで回答した。
どうしたものか。
・・・追い打ちをかけるように「調査への回答はお済みですか」というチラシが入ってる。
一世帯一調査だろうから無視してもいいのだろうが、気の小さいオレは「調査についてのお問い合わせ」に電話し(ケータイからだからナビダイヤル、有料である)、聞いてみた。
オタクっぽい男性が出てきて暗ーーーく答えてくれたのでここでシェアすると
「一つ出したら、それで良い」
でした。
話は変わる。
店の「儲かり力」って、開店時に決まってる
と知ってた?
たとえば、自宅を使ってエステサロン始めるとする。
わかりやすいように、すっごくシンプルにやるね。
家賃+生活費で月60万必要。
これを全部固定費としよう。
変動費は少ない。オイルとか、タオルのクリーニング代とか、そんなもんだ。
仮に変動費率を多めに見て15%とする。
実際はそんなにかからないだろうけど。
客単価1万円として変動費1500円。
限界利益=1万-1500円=8500円
限界利益率=(限界利益8500円÷売上1万円)×100=85%
すると
損益分岐点売上高=固定費60万÷0.85=ざっくり71万
客単価が1万だから月に71人が損益分岐点客数。
月の稼働日25日として
71÷25=2.84 つまり1日3人が水面。
4人めから利益。
やがて子どもが学費の高い私学に入ったりして固定費が上がったら、これを目安に客単価増やすか、客数を増やす作戦を立てることになる。
というか、固定費は「下がる」ことは滅多になくて「上がる」前提で用意しよう。
これはラーメン屋でも自転車屋でも同じ。
開店時に固定費と変動費率、限界利益率がわかっているから、欲しい客数、客単価が見えている。
見方を変えると、
月にいくらの運転資金を回転させるビジネスなのか。
10万と100万と1000万と1億とではビジネスフィジカル(商売身体)の動かし方が違う。
悩みの内容も違ってくる。
JOYWOWはしれてる。スパークリングワイン飲みすぎて変動費率が高まるくらいですわ。
何が言いたいかというと、
・月に必要な客数を数値でつかもう
・月にいくらの資金を回転させるかをつかもう
ということです。
「あなた、Google経営するつもりですか?」
という不相応な悩みを抱えて肩凝ってる小さなお店って、意外に多いんだよ。
ぶっちゃけ、100万円を回転させておけばいいビジネスなら、そこまで無理してSNS発信しなくてもいいよん、と言いたい。
それより子どもと遊ぶ時間を創るとか、趣味を、人生を楽しんだほうがよほどいいよ。
ビジネスも大事だけど、それより、人生を楽しむことの方が大事。
そのために数字をつかんでおく、という順番やね。
もっと儲けるための数字じゃなくて、
もっと遊ぶための数字。
そうすると、ビジネスの世界にJOY+WOW+LOVE and FUNが増える。
そんな気がします。
*写真は自宅書斎書棚ですウソです。