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買う理由は愛(クビから下)
「ブランドを建て直す」という時、よくあるのが、ロゴを刷新したり、イメージカラー変えたり、パンフレットをおしゃれなものにしたりする。パンフレットだったのがブローシャと呼ばれるようになる。同じ人なのにカタカナの名前に変えちゃっただけと同じく、もたらす効果はゼロ。ゼロ。もう一度言うね。ゼロ。JOYWOWはこういうアプローチ絶対やらない。
なぜ効果がないかというと、すべてブランド側の都合であり、買う理由の増加につながってないから。買う理由とは、愛される理由だ。愛は、理屈じゃないよね? ここまで何でも揃ってる世の中、「買わない理由」のほうが簡単に浮かぶ。
買う理由は愛(クビから下)
買わない理由は理屈(クビから上)
令和はこころの時代。平成という助走期間を経て、ようやく昭和の粘着質なビジネスのあり方を脱却できる。昭和のビジネスのあり方というのは、一言でいうと、ニュートン力学の世界だ。りんごを持って、離したら、落下する。引力があるから、落ちる。因果。そう、ニュートン力学って、因果の中にいる。因果とは、「こうすれば、こうなる」であり、つまり論理。論理って、自動販売機を思い出すとよくわかる。このボタン押したらコーラが出る。これ押したら水が出る・・・・
ところがね。人は論理で動いてない。詳しく書くとあちこちから文句が出そうなので、簡単にするけど、たとえばマスク。あれ、本当に論理でつきつめたら、どうなる? マスクが防げる粒子のサイズよりウィルスが大きいなら、論理的だよ。違うのは、幼稚園児でもわかるよね? なのに立派な大学出た人も、みんなみんなマスクしてる。どうして? ほかにもいろいろあるけど、この2年近く、人が動いているのは「恐怖」からなんだ。つまり、論理ではない。クビから下。
それと同じく、人がものを「欲しーーーーー!!」「買いたーーーーい!!」と「買いたいこころに火がつく」のはクビから下だ。
ぼくのコンサルティングや話す内容は「本質」と言われる。ビジネスをうまくやる本質は、論理が支配する顕在意識と思われてきた。ビジネススクールのカリキュラムもそれで組み立てられている。しかし、違う。
潜在意識、特に地下2階が支配している。喜び、ワクワク、愛、楽しさで地下2階を埋めちゃえば、それに見合ったJOY+WOW+LOVE and FUNな現実が生まれる。以上、それだけ。
そう考えると、学歴って、何なんだろうと思う。論理的に物事を考える訓練をする、という意味でいうなら、少なくともビジネスには役に立たない。むしろディベートとかディスカッションに強い人って、嫌われるよね(笑)
それより、人に親切にできる人、優しい目配りのできる人、お役に立ちたい、と動ける人のほうが絶対的にうまくいく。そしてそれって、実は江戸時代もその前も、いつの時代もそうだったんだろうね。
なのでこの秋から、さらに一歩踏み込んで、愛を感じられる映画やドラマ、音楽をシェアすることから始める新しいオンライン講座を始める。タイトルもそのものずばり、(All you need is) LOVE。続々参加の手が上がってる。喜び、ワクワク、愛、楽しさがいっぱいのビジネスが生まれそうだ。