風を味わう

歩いてたら、中島美嘉がグランキューブ大阪でライブやる告知、目に止まった。ワクチン会場になったから8月18日はライブできなくなったはず。ぼくと同じ境遇で、さらに親しみ感じた。美嘉さん、どうします? ぼくと一緒にどこかでやります?(笑)

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さて、風の時代。風って、考えてみれば、「いま、ここ」なんだよね。友達と電話で話してて、「こっちいま、すごい風が吹いてて」と聞いても共体験できない。電話の向こうの風とこっちの風は違う。

風は残せない

風は瞬間瞬間、違う

これって、ぼくたちがこれまで一所懸命やってきたこととまるで逆だ。ネットやスマホが普及、つまりデジタルワールドが進化すればするほど、ぼくたちは「記録」することに力注いできた。写真、動画、ファイル・・・Dropbox、Evernote、Google Driveには山のように詰まってるけど、実のところ、ほとんどが不要なものばかりだ。写真もそうだね。

子どもの運動会。目の前で子どもが走ってるのに、その空気を共体験することなく、動画録画に集中する。では、後になって見るかというと、自分の経験で言うね。見ない(笑) 

目の前にいる8歳の子どもは「いま」なんだよね。「いま、この瞬間」。一秒後は成長してる。

風の時代って、「いま、ここ」を最大限味わう時代なんだと思う。これに対して、これまでの時代は「記録の時代」。

18歳のときに手に入れた有名大学入学というパスポート(と自分では思ってる)をずっと一生有利なカードとして使える時代だった(これも実は勘違いなんだけど)。これって、「記録の時代」の発想法だよね。18歳の記録が40歳まで通用すると威張ってる、人間的には「できてない」人が会社で大きな顔してた。

風の時代は、瞬間瞬間にレスポンスしなきゃならないから、現象は無視していい。レスポンス力は、過去の記録ではできない。大本(おおもと)が大事。ではその大本って何かというと。

分かれ道。右に行くか、左か。ここで占いに聞く人もいるかもしれないけど、そうじゃない。大本のできている人は、右に行っても、左に行っても、関係なくちゃんとできる。逆風が吹く現象が起こっても「これは学ぶいい機会だ」と腕まくりする。だから右でも左でも関係ない。風がどう吹こうが、ちゃんとレスポンスできる。逆風って、人を成長させるためにやってくる。

これに対して、「大本のできてない人」は「ああ、やっぱり右に行けば良かった。そういえば、自分の人生これまでぜんぶそうだった。裏目、裏目に出るんだ・・・」と不幸自慢になる。不幸自慢な人は不幸が好きなんだ。ずっともってるもの。過去を。これって、記録の時代の後遺症なんだよ。大本が逆風を呼んでる。人って、自分の好きなものを引き寄せるからね。

風の時代は、瞬間の味わい、瞬間の楽しさ、瞬間の体験を大切にする時代。ライフスタイルも、変わってくるだろうね。お金との向き合い方も変わってくる。それについては、長くなるので、また別の機会にお話しますね。

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今朝のパキ天。
順調です!
ありがとう!

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