見出し画像

最高に幸せなベストセラー

『HOPE! おばちゃんとぼく』(メディアファクトリー刊)は2009年1月発売の小説。実質2008年に執筆した。古い本なので、絶版だし、メルカリでもなかなか手に入らない。

初の小説ということで、楽しかった。映画化するなら誰に演じてもらおうかと実際の俳優さんの顔写真を使って登場人物相関図を作った。

主人公「ぼく」は瑛太さん、はなちゃんは井上真央さん、品川部長は塚地武雄さん、おばちゃんは誰だったかな・・・藤山直美さんだったか・・・

とにかく資料保管が下手くそ、残ってないので忘れちゃった。ここで写真見せられたら楽しいのにね。残念!

平田さんはご本人に取材し、「映画化のときには本人役で出るで!」と確約いただいたのだけど、いまのところ、映画化の話はない(笑)

新幹線が重要な役割をしているので、販売にあたっては新幹線駅構内書店で大々的に展開しよう、とマーケティング作戦を提案したのだが、叶わなかった。できれば車内でも販売したかったんだけど。

さて、この僕自身も忘れてしまっていた本を、JOYWOWコミュニティの島田絵梨(マリンちゃん)がアマゾンで中古本を入手し、感激してくださったことがきっかけで始まった愛のブックリレー。

神奈川県真鶴→大阪→沖縄→大阪→熊本→横浜→神戸→・・・(これで合ってる?(笑))

と、リレーされてる真っ最中。読んだ人が読後メモを書き込んでいく。

物語にとって、これほどの幸せがあるだろうか。

コミュニティのありがたさをしみじみ感じてる。

世界にたった一冊の『HOPE!』。

これからまだバトンは続く。

いつ、ぼくの手元に返ってくるんだろう。

返ってきて欲しいような、ずっとバトンで読みつがれていって欲しいような。

これこそ、本にとって、最高に幸せな「ベストセラー」だね。

ありがとう。みんな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?