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直観のままに

 人間の感情のうち、「恐れ」や「不安」というのは、首から上で生まれる。「愛」は「首から下」がホンモノであり、アタマで考える愛は愛じゃない。条件つきの愛になるから。同様に、「喜び」「感動」「楽しさ」も、首から下がホンモノ。会いたくてあいたくてたまらなかった。ようやく会えた。嬉しい!!・・・というのがホンモノで、「さあ、今日は何買ってもらおうか」というのはウソじゃん(笑) ほかの生物、例えばワンちゃんやねこちゃんにもある感情「愛、喜び、感動、楽しさ」はホンモノなんだと思う。人間だけがアタマでこねくりまわして「恐れ」や「不安」を生み出し、そして自分で自分を毒してる。

「恐れや不安を手放す」という段階ですでにアタマを使ってる。手放すか、手放さないかはアタマの判断だから。

でね。

恐れや不安がアタマの中に成分として入ってると、判断が鈍る。回路が濁る。経営指導しても素直にこっちの話が入っていかない。

昨日、中村隊長ロミさん由歌利と話してた。隊長が22年やってきた事業たたんで、人生リセットした。以来、清々しいと。これだねー。事業の最後のほうは楽しさより苦しさの方が大きかったんじゃないかな。恐れや不安で。でもそれって、アタマが作り出したものであり、物理的に水が0℃になると凍って、100℃になると沸騰する、というようなものじゃない。もしそうなら、隊長はいまでも苦しいはずだから。

恐れと不安。この2つは持っていて何一ついいことない。手放そう・・・というと、アタマで考えることになる。どうしたらいいか。

アホになる(笑) これしかない。考えないのだ。直観で動く。

直観を信じる。直観というのはね、生まれる前に自分の書いたシナリオがメッセージアラームをしてくれることなんだ。シナリオライターは自分

つまり、自分が自分に対して「こうすればいいよ」と言ってて、それは自分に危害を及ぼすことになるはずがないんだ。何しろ考えたのが自分だからね。

悪いようにはならない。一見、見た目、「えっ?」というものであっても、考えず、従おう。時間軸を長く取れば、やがて「良いほう」へと流れていく。ホントです。会社辞めて、何のコネもないのにニューヨークへ渡ったとき、直観しかなかった。アホになって従って、結果、とても良かった。

直観を信じる、というのは、自分を信じ、愛することにもつながるよ。

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直観で独立した直後、シリコンバレーにて。

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