氣づきの国語辞典「二十四節氣」小暑編
「小暑(しょうしょ)」
7月7日頃。
太陽黄経(こうけい)105度
梅雨が終わりを迎え、暑さが本格的になる
集中豪雨が発生しやすい時期
暑中見舞いを準備し始める頃
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期
蓮の花が咲き始める。
「七十二候」では
第三十一候 7月7日~11日頃
温風至(あつかぜいたる)
夏の暑い風が吹き始める時期
梅雨明けをするが湿った暖かい空氣の影響で突然の雷雨、突風が起こりやすい。
「白南風(しろはえ)」→梅雨明け頃に吹く南風
「黒南風(くろはえ)」→梅雨の間吹く南風
風に色をつけて表現する。
第三十二候 7月12日~16日頃
蓮始華(はすはじめてひらく)
蓮の花が咲き始める時期
早朝に開き始め昼過ぎには閉じる珍しい花
3日ほど繰り返し4日目には散る
「天上の花」とも呼ばれ浄土に咲く花として仏様の台座にもなっている。
第三十三候 7月17日~21日頃
鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)
鷹の雛が巣立ちの準備をする時期
5~6月頃に孵化した雛は飛び方や狩りの方法を習う
鷹の飛行速度は最速で時速80キロ
知能も高く「能ある鷹は爪を隠す」
「鷹狩り」の歴史は長く「鷹匠」は古事記にも登場する。
次回は夏の「大暑(たいしょ)」編!