闇は「ニセいい人(偽善者)」の特効薬?
表面的な親切をする人
すなわち「ニセいい人」の行動が
真意を見る人、暴く人からどう見えているのか?
それは、
こいつ、自分のことしか考えてないなぁ~
って見えています。
でも、本人は相手のために
気を配ったり
気を回したり
お菓子を買ってきたり
お手伝いしたり
褒めたり
謝ったり
機嫌を取ったり
相手が喜ぶこと言ったり
めちゃめちゃやってると
思っているでしょう
おそらく、普通の人よりも
やっているという自負もあるんじゃないでしょうか?
でも、その人は気づいていません
これは、すべて、相手のためにしているのではなく
自分の為にしているってことを
えっ?なんでっ?
って思った人は、
ここでちょっと、5分くらい考えてみてください
人のためにやってると思ってたけど
実は自分のためってどういう事?(5分)
なにか気づきましたか?
まず
1,相手はそれを求めていない(評価クレクレ)
相手が求めていないのに、勝手にやっているのは
親切の押し売りであり、自己満であり、私いい人アピールです。
相手のためではなくて、
相手から良い評価を「もらおう(クレクレ)」としています。
2,見返りを求めている(見返りクレクレ)
自分の親切と引き換えに
なにか見返りをもらおうとしていませんか?
もしそうならば、それは本当の親切ではないです。
もし、自分からやっておいて、感謝されなかった、
ありがとうと言ってもらえなかったという
愚痴や不満のエネルギーを自分の中に感じたなら、
それは見返りを求めているという証拠です。
あなたの親切は、常に駆け引きであり、
交渉であり、勝ち負けであり、損得になっています。
駆け引きや交渉がダメだというわけではありません。
人生はゲームの側面もあるので、問題ないです。
ただ、自覚がないのがバカタレ(愚か)なのです。
自分はこれだけ親切にしてあげてるのに!
ってなっている場合のあなたのその行為は、
親切ではなく、ただの駆け引きや損得勘定だということを
自覚しましょう。そう思ってやってください。
3,善人だと思われたい(よいと思ってクレクレ)
その親切や、行為は、相手のためではなく
自分が「いい人・良い人・善人」だと思われたい
ということに気づきましょう
いい人と思われるために
あなたが何かしなければいけないということは
あなたは、どこか自分で、
自分はいい人じゃないと知っているかもしれません。
本当に、自分がいい人だと知っている人は
いい人に思われるために何かを
わざわざやろうとは思わないし、する必要がない。
いい人になるのを辞めましょう
そのまま、いい人になろうとし続けると
あなたは知らない間に
◯誰かにとって、都合の良い人
(支配される人・奴隷・THE被害者)
か
◯いい人を装って、相手をコントロールする人
(支配する人・詐欺師・THE加害者)
のどちらかになってしまいます。
もうすでになっていると自覚してください。
どちらにせよ、永遠に沼から抜けれませんね~
4,人から嫌われたくない(嫌わないでクレクレ)
その親切や、行為は、相手のためではなく
人から「嫌われたくない」からやっている
ということに気づきましょう
嫌われないためにやっている行為は
相手のためではないですよね
そして、相手からきっと嫌われる、
嫌われるかもしれないという不安や恐れを
相手に抱き続けながら、
人と接していることに気づきましょう
このような姿勢でいると、
相手はなんとも思っていないのに
あなたは、無意識に、
相手の機嫌を取るための
行動ばかり取るようになります。
相手は、なんでこの人は、
こんなに私のご機嫌ばっかり取ってくるんだろう?と
不自然に感じます。
そして、
対等な関係を望んでいるまともで、自立している人は
そういう、機嫌を取られることを望みません。
自分のご機嫌は自分で取るものだと知っているので
そういうご機嫌取りやゴマすりをしてくる人に、
不快感を抱き、鬱陶しく思います。
また、逆に自立していない、依存的な人は、
周りからご機嫌を取られること、
かまってもらえること
過剰に褒めてもらえること、
自分に尽くしてくれることが大好物なので
どんどんそれをさせるように仕向けていくでしょう。
あなたも、嫌われたくないので、
「機嫌取り・ごますり」をやり続けます。
これをやりつづけると
まともで、自立している人は、
あなたの行為を、不快に感じて受け取らず
結果、遠ざけることになるので
あなたは、嫌われてると感じるはめになります
健全な人は好きと嫌いで人を見ているわけではないのですが
精神レベルが低い(好き嫌いで物事を見ている)人は、
嫌われていると解釈します
また、支配的で、依存的な相手の場合は
あなたの行為を、喜んで受け取ってくれるでしょう。
相手もクレクレマンです。
結果、あなたを気に入ることになります。
嫌われたくないあなたは、はじめは嬉しくなるでしょう。
ですが、永遠にご機嫌を取り続けることになり
本当の自分は好かれない
本当の自分を出すときっと嫌われるという
不安を抱えて生きることになり
嘘の、偽善の自分を生きることになります
しんどいですね~
こうやって、共依存が生まれてきます。
5,自分の中の恐れや不安(闇)に飲まれている
これらをもっと深く探求すると
結局はこの5つめが根っこにあることに気づきます。
自分の持っている「恐れ・恐怖(闇)」と言ったものに
飲まれているということです。
その恐れを、遠ざけるために
すべての行為をしています。
なので、相手のためではなく
自分を守るため
自分を安心させるために
いい人戦略
親切戦略
という「自覚なき偽善行為」を行っています。
では一体何が恐いのか?
人から嫌われる
一人ぼっち
孤独
いじめられる
人から馬鹿にされる
人から見下される
人と比べて負ける
無価値な人間だと思われる
役立たずだと思われる
お金がなくなる
自由にモノが買えなくなる
人よりも貧しい
みんなと同じじゃない
愛がもらえない
能力がない
みんなができることが自分はできない
悪い人、嫌な人だと思われる
などなど
自分の中に、こういった恐れをもっていて
この恐れから、逃げよう逃げようと
必死でもがいている中
知らない間に、この闇(恐怖)に
飲まれてしまっているんです
闇(恐怖)に飲まれている人の特徴としては
この闇や恐怖、不安に
①服従している
②反発している
③逃げている
これ、全部闇に飲まれています。
闇に支配されているということです。
状態としては
常に
不安
心配性
悩みグセ
他人と比べる
自己否定
過去にとらわれる
自分以外のせいにする
問題を自ら作り出す
楽しいこと、やりたいことがわからない
明るい未来に意識を向けることができない
不安をなくすことが目的
みたいな状態になりますよね
これらを作り出す意識や感覚が
被害者意識
や
罪悪感
です。
どんな人にも、恐れや不安はあるものです
それを感じない人などいません。
ですが、健全な人は
恐れや不安を抱いても
それに目を背けるのではなくて
不安や恐れを
糧にする
踏み台にする
逆手に取る
気づきを得る
学ぶ
へと変えていきます
変化させるのです
闇が光へと変わるので
不安や恐れが
自分のやりたいこと
楽しいこと
成長や進化の
材料やヒント、気づきに変わりますので
闇(恐れや不安)が問題ではなくなり
自分の光をより輝かせるための踏み台へと変わります。
それがちゃんと理解できて、ちゃんと感じている人は
心からありがとう
となるのです。
自分の闇としっかり向き合っていきましょう
向き合うだけで、飲まれないでね
忘れないで
自分の中の僅かな光を見つけるため
輝かせるために向き合うのだよ
今日もあなたに
最高の気づきが訪れますように♪