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【#冬の1コマ】オリオンは昇る

こんばんは、きぜつです。
昨日無事に(否、無理矢理)仕事を納め、年末年始の休みに入りました。

いつも夜でも煌々と、地上の明かりが空高くまで届いているような世界にいると、逆にこちらに届きにくくなる無数の光があります。

そんな無数の光が降り注ぐ場所で過ごすため、今日は早速都心を離れ、寒空の下、視力1.5の特権を思う存分に生かし星空観察に勤しんでいます。

妻のiPhone、恐るべし

冬の星座で思い浮かぶのは何でしょうか。
多くの方が、オリオン座を挙げるのではと思います。私もオリオン座が好きです。

星座線参考:林 完次(1995)『宙ノ名前』光琳社出版 P168(星座線に関しては諸説あると思われます)

オリオン座でいちばん有名な星は恐らくですが、ベテルギウスかなと思います。
オリオンの胴体を構成する部分(リボンのような形)の左上箇所にある、オレンジ色の星ですね。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに冬の大三角を形成していることに加え、間もなく星としての一生を終える可能性がある、年老いた星であることも有名なエピソードかもしれません。

しかし、実はオリオン座でいちばん明るく見える星は、リボンの右下箇所にある、リゲルという青い星です。こちらはベテルギウスと対照的に、とても若い星みたいです。

そして、星座でいうとオリオンのベルト部分にあたる、リボンの中央にある三つ星は、右から順に、ミンタカアルニラムアルニタクと名付けられているようです(星の名前って、アルなんとかがいっぱいあると思っていたら、結構アラビア語由来のものが多いんですね)。

ところで星空を見ていると、去年訪れた「コスモプラネタリウム渋谷」で、ACIDMANの曲で構成されたプログラムの上映がとても素敵だったな...と思い出しました。

https://shibu-cul.jp/planetarium

https://acidman.jp/newsinfo/20220223/

劇中ではたくさん曲が流れましたが、特に「ALMA」という曲が良かったです。またいつか新作が出れば見に行きたいと思っています。

輝く星に 明日が見えるまで 僕らは手を伸ばす
時の流れに消えてしまわぬように 僕らは愛を抱く
最後の星の 最後の光まで 僕らは手を伸ばす
重ねた指の その温かさに 約束しよう

ACIDMAN「ALMA」

話は逸れましたが、喧騒から遠ざかり満点の星空を見上げていると、(よくあるやつですが)自分の悩みがちっぽけなものに感じます。

皆さんも一年、(年末年始もお忙しい方もいるかもしれませんが)おつかれさまでした。
リフレッシュして新年を迎えたいですね。

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