リサーチのはじめかたを読み始めた

今日はふと思い立って仕事の昼休みに本屋さんに行き、リサーチのはじめかたという本を買った。

前々から気になっていた本だ。
図書館で早期に予約し、一度手元にあったのだが、ほんの数ページだけ読んで返却となってしまった。
こども二人の体調不良等、バタバタしていたから…。

なぜ気になっていたかというと、表紙にある「きみの問い」を見つけ、育て、伝える方法という文言だ。

なにかを考えるとき、良い質問はどんどんと考えを深めてくれることは体験したことがある。
ではその質問はどう生み出せばいいのか?
何かを始める、思索にふけるきっかけとなる問いはどう見つければいいのか?

そんなことを考えていた時期に、上記の文言が目にはいった。

今日は買ってきた勢いで、少し読むことができた。
論文を書くため、という入り方であるが、活用できる範囲は広いようだ。

昨今の安易な答えを与えるやりかたにはうんざりしていた。
これをすれば間違いない、損しない、うまくいく。
そんな売り文句が絶えない。

実際のところ、自分が本当に気になることは何か、考えたいこと、やりたいことは何か。
その答えは外ではなく内にあるはず。

しかし、その内から答えを引っ張り出す方法が分からなかったのだ。

その答えは幅広い問いに適用できる。
それこそ論文のための研究に使えるし、ビジネスのアイデアや作りたい作品のテーマなどにも使えるだろう。

その答えを引っ張り出すには、うんうんと考えるしかない。
それはその通りなのだが、とても苦難の道だ。

リサーチのはじめかたは、その苦難の道を助けてくれる、たくさんのワークがあるようだ。
これだ、という答えが用意されているわけではない。

研究したいこと、深く考えたいこと、もやもやと言語化できていない興味。
さまざまな問いに自分なりの答えを見つけ出すための手助けをしてくれる。

そんな期待を込めて、読み進めていこうと思う。
そしてなにより大事なのは、実践することだ。

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