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「自己肯定感」「自己効力感」を育む「今日の振り返り」の話

今週、4歳の息子が通う保育園に、妻と2人で参観をさせてもらった。
息子と三人で登園して、お昼ご飯までの半日間、息子の園でのいつもの過ごし方を一緒に体験した。

息子の通う保育園では、親が希望して園がOKしてくれれば、1年のうちで、好きな日に参観させてもらえるので、それを利用した感じ。


一緒に過ごすことで、妻も僕も、
家では見せない息子が園でがんばっている様子が分かったり、
先生たちの息子の気持ちにより沿って全肯定するような声のかけ方を学べたりと、
とてもいい時間になりました。


その中でも、僕が一番印象に残ったのは、息子が「今日の園での過ごし方の振り返り」をすることの意味を、先生から教えてもらえたことだった。


息子は前の日のうちに、先生と一緒に次に日にどんなことをするのかを相談して決める。
例えば、お仕事は雑巾がけをする、遊びの内容は、昆虫の図鑑を読む、など。

そして、次の日には、それができたかどうかを、先生と一緒に振り返る。
振り返りが終わったら、次の日のことを決める。

参観させたもらったときに、その様子を初めて見せてもらったので、「振り返りをすること」の目的を先生に聞いてみた。

すると、答えは、『振り返りをすることで、息子の「自己肯定感」や「自己効力感」が高まるから』ということだった。

「自分でやることを決めて、それをやる。」

4歳の息子と先生のやりとりを見ていると、
決めたことをできたときには、ほめて、できなかったときでも、決して否定的なことは言わずに息子の気持ちに寄り添ってくれている声のかけ方をしてくれていた。

「振り返り」で先生が声をかけてくれることで、息子は「自分はすごいぞ!」「自分はできるぞ!」「次はこんなことをしてみよう!」と思えるだろうな、ということが感じられる先生と息子のやりとりでした。


脳の発達から、人の世界観、価値観、性格などは6歳ぐらいまでに決まると言われているようだ。

今年で5歳になる息子にとって、今の時期に、周りの大人がどんな対応をするかが、彼の人生に与える影響は大きいと思う。

家庭でも、僕たち夫婦が、息子の小さな意欲や行動の進歩を認めて声をかけることが大事だと思う。
そして、息子がやる気が持てないときや何かをできないときも、息子の気持ちに寄り添って、叱ったり、大人の思うようにコントロールしようとしたりするのではなく、息子を信じて対応したいと思う。

そのためにも、
まずは僕が自分を信じたり、認めたり、ほめたり、する言葉を自分自身にかけることが第一歩かな。

そして、僕にとって一番身近で大切な妻にも、そうする。

それでやっと、息子の「自己肯定感」や「自己効力感」を高められる、気持ちと実際の言動を僕が息子に素直にできるようになるんじゃないかと思う。

さっそく、僕も「1日の振り返り」と「自分への声掛け」を意識してやってみよう!


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