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BORN TO YOGでは、平均点を狙いにいっては意味がない
BORN TO YOGというヨガメソッドにおいては平均点を目指すようなことをは推奨しておりません。学校では平均点でいいのかもしれませんが、BORN TO YOGでは平均点はオススメしておりません。
例えば、受験では9教科など教科数が多い場合がありますよね。テストのレベルによりますが、80点まではそれなりな勉強量でいけたとしても、100点までの残りの20点アップするには80点を取るのと同じ勉強量が必要になったりします。80:20の法則のようなものです。
100点をとりたい科目なのか、80点まででよくて、残りの時間を他のことにリソースを使いたいのかで計画が変わってきます。80点まででいいのか、100点を目指したいのかで立ち位置が変わっていきます。
そしてこれから話す話は良いとか悪いという話ではありません。人生を楽しむかどうかの話です。人生では100点を目指したい科目があるのです。
平均点をとってる暇がない
人生は平均点をとっている暇がないと思います。
あらゆることを勉強することはできません。でも勉強したい内容、極めたいこと、行ってみたい場所、聴きたい音楽、読みたい本などなど無限に出てきてしまいます。仮に極めたい分野を絞って3つにしたとしても、その一つ一つで超一流の人たちがわんさかといますので、一つもモノにならないこともあります。
たった一つを極めようと思っても、その一つのことを極めるのが困難なのですから、たくさんのことに手を出していると資源が分散されてしまい極めることはできません。だから、絞る必要があるわけです。フォーカスしてやっていくことです。選択と集中です。
BORN TO YOGはあくまでもアサナインテンシブなヨガメソッドです。(ヨガのポーズに特化した内容のクラスということです。)ダーマヨガをベースとしているので逆転のポーズも非常に多いです。ダウンドッグで休む間もなくピンチャマユーラアサナが出てきます。BORN TO YOGでは敢えてアサナを極めるがために、アサナに特化するクラス構成になっているわけです。”敢えて”というのがポイントです。絞るということです。
プロ中のプロというのはとてもすごいエネルギー、技術力を持っております。プロであっても、そのすごい技術力をあらゆる分野で持っているわけではありません。むしろ「他の分野になるとてんでダメ」というプロの方もいらっしゃいます。やはり、プロになるというのはフォーカスなのです。成長をしていくには絞ることなのです。
満遍なくいろんなことに手を出して、平均点を上げていくような戦略をするのではなく、フォーカスして絞って削っていくという戦略をとることで見えない世界(まだ見ぬ成長した後の自分のいる世界)にアクセスしていくのです。
突き抜けることでしか生き残れない
突き抜けることでしか生き残れない社会になりつつあります。別にプロ中のプロになれというわけではありません。ある種、プロ中のプロは相対的なものでもありますから、何をもってプロ中のプロというかは難しいと思います。判断基準は変化するものです。
自分のこれだと思う分野や役割で突き抜ければいいと思います。「これだ」と思う役割を決めることが大切です。「自分はここでいく!」という役割や分野を決めることが必要です。
決めるというよりかは、見つけると言った方が適切かもしれません。「これしかない」という役割が人には必ずあります。他者や社会から簡単に評価されない役割の人もいるかもしれませんが、自分の”ど真ん中”には必ずその人らしさを発揮する在り方や役割があるのです。
今現在、そのようなこれだと思う役割はありますか。無いようでしたら発見していくことをお勧めします。
何者であるか、というのは人生の舵を取るために、とってもとっても(2回書きました)大事です。
突き抜けた方が面白い
突き抜ける方が楽しいと思います。人は幸せに生きたいし、楽しんで、喜びを感じて生きたいものですよね。その人にとっての幸せ、その人にとっての楽しさの種類や定義は異なるものですが、どんな行動も幸せに近づくためにやっているものです。すべての行動は自分が幸せになるためにしているのです。
突き抜けるというのは、人生をもっと楽しんでいくコツのように感じます。そして突き抜けるコツはなんだろうかと考えると、やはり絞ることだと思います。あれもこれも、という思考では突き抜けることはできません。
全部同じことを言っているのですが、以下に突き抜けるための3つのことについて少し書いてみます。
1.選択と集中
ドラッカーさんが言っていました。経営に必要なのは選択と集中だと。人生も同じに思います。選択と集中です。
何を選択して、何に集中して自分の資源を投資しますか。一番の資源は時間です。お金は増やすことができますが、時間は減ることも増えることもしません。平等に与えられています。
その時間を、どの分野に、何をすることに集中していくのか、そこが大事です。
2.フォーカスすること
フォーカスというのは一つのことに集中するということです。何をするか決める事、そして何をやめるのかを決める事。
フォーカスすることを決めていますか。専門分野を決めるでもいいと思います。「私はヨガの専門家であって、インストラクターではない」など専門を絞るのです。
怖いとは思います。絞るというのはとても怖いものです。それでもフォーカスするのです。そこに道があります。
フォーカスも経営において必須と言われております。
3.エッセンシャルにやること
エッセンシャルというのは、エッセンシャル思考からのアイデアです。多くの選択肢を検討し、そこから何を選ぶのかです。すべてはトレードオフです。何かを選べば、他のものを捨てるということです。手放すことも大事なことだということです。
何を選びますか、何を捨てますか。すべてをやろうとする時間はありません。すべてをやろうとすると、すべてが中途半端になっていきます。
何を極めていきたいか。重要なことは何か。重要なことに集中するためには何ができるでしょうか。重要なこと以外は思い切って捨てていくことがポイントです。
それがエッセンシャルに思考することであり、最小の時間で最大の成果を出すことだと感じます。
終わりに:やっぱり余人をもって代え難い人になりたい
人は成長曲線に従って成長していきます。少しずつ成長するのではなくて、いきなり成長するのです。二次曲線ですね。でも継続した練習、プラクティス、鍛錬は必要です。
何を練習し続けるのかが大事という話を今回書きました。(一つに絞るという話です。)余人をもって代え難い人になるには、自分の才能にフォーカスすることです。フォーカス無くして才能開花はないと思ってます。
怖さもあると書きました。怖くてもやってしまうということに本当の才能があると思います。その怖さを振り切ってやっていくことで余人をもって代え難い人になっていくのだと思います。
私も一生懸命にやっていきたいと思います。