令和の時代、ナンパ師ってまだいるんかな?という話
突然ですが、現代でも「ナンパ」ってあるんでしょうか?
当然、私が声をかけられることなんてこたぁないし、
引きこもり気味なゆえ、都会の若者たちがキャッキャする場所に行くことがないので、
ナンパのシーンを見かけることもないんです。
で、ふと「ナンパ」って、もう遺産なのかな〜と思って。
一応、そもそも「ナンパ」とは‥
「the 大阪!」で、よく使われるグリコの看板とか、動くカニの看板があると思うのですが、
あの辺りに『戎橋』という橋があります。
アレ、昔は「ひっかけ橋」とか「ナンパ橋」と呼ばれてたんです。
阪神タイガースが優勝した時に飛び込む人が続発するあの橋です。(危険でよろしくないことなのでやめましょう)
はるか昔、私にも若い時がありまして。
人生で「ナンパされる」という経験をしてみたくて、ひっかけ橋を何往復かしたことがあります。
〈アホ丸出しか!〉
でも、
「あなた、顔の相がよくないわ。あなたのためにお祈りさせてください」
という謎の女性に声をかけられただけで帰ってきました。
イケてない女の成果なんてそんなもんです。
まあ一応「声はかけられた」ってことで、
経験“済み”ってことにしといたりましたわ!
〈自分に甘すぎるわ!〉
現代の男女の出会いは、マッチングアプリが多いらしいですね。
よく考えたら、いい感じの人が “♪あの日 あの時 あの場所で”(『東京ラブストーリー』主題歌の小田和正さんの歌詞より)歩いていて、
かつ、声をかけて成功する確率なんて、
森永のチョコボールの“金のエンジェル”に出会うぐらいレアなこと。
令和世代が重視する「タイパ」(タイムパフォーマンス)はかなり悪い。
でもふと思ったんです。
ナンパ師って実はめっちゃデキる営業マンなんじゃないかと。
・見知らぬ人に声をかけるメンタル。
・警戒している相手をいかに落とすかの戦略の組み立て。
・コミュニケーション能力。
・そして、挑戦しようとする意欲。
人事のみなさん!
面接で「得意なことは?」のお決まりの質問に「ナンパです」と答える学生は“買い”かもです!
あ、でもそんな答えを堂々とするヤツ、
人として嫌やわ。