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書評というほどでもない書評

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キヨハラの読書録。おもしろいと思った本をとりあげます。
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2021年5月の記事一覧

【読書録】他者と働く-「わかりあえなさ」から始める組織論

【読書録】他者と働く-「わかりあえなさ」から始める組織論

HRアワード2020 書籍部門最優秀賞受賞、らしいです。ずっと気になっていた本をようやく読了。

・対話とは「新しい関係性を構築すること」(=橋を架ける)
・4段階のプロセス「準備-観察-解釈-介入」
・準備、観察=相手のナラティヴを把握すること
・解釈=相手のナラティヴにおいても意味があるようにするにはどうしたらよいのかを考えること

・つまり、解決困難な組織課題が出てきたとき、相手を変えるので

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■実践 シナリオ・プランニング -不確実性を「機会」に変える未来創造の技術

■実践 シナリオ・プランニング -不確実性を「機会」に変える未来創造の技術

新井宏征さんの著。ご縁いただきまして、出版前にABDに参加させていただきました。

VUCAの時代、「組織も人材も環境変化に柔軟に対応できるようにするには?」という問題意識に対するメソッドとしてシナリオ・プランニングを紹介するものです。

そもそもシナリオ・プランニングとは。同書では「設定したテーマにおいて起こり得る不確実な未来の可能性に備える対応策を検討する。さらに、このステップをくり返すことで

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