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仕事で売れっ子になるなら謙虚になるか、心に阿部寛を飼うか、東大に行け

ボンジュール
昨今オリンピックで
ある意味誤審やら差別問題で盛り上がっていました。

そんなこんなで「どう稼ぐか??」しか脳がない私達。
めっちゃシンプルな話をしようと思う。

「人間関係をしっかりしろ」

以上です。

精神科医の和田秀樹さんは
人間関係で重要な原則「他人の心はわからない」
を前提に「楽な関係を築け」と仰られていました。

うん????深いな????

つまり、
仕事の依頼を出すのも人間で
「理由があって」その人に仕事を投げるわけじゃないですか。

・仕事が早い
・お世話になってる
・クオリティが高い

など色々な要素があるじゃないですか?


まあ、知らんけど。
仕事受ける立場だから。


我々、仕事を何かしらのマイナス要素がでちゃって
遅れたり、クオリティが低かったり、しちゃう時があるじゃないですの?

それをカバーできるのって「人間同士関係値」とその人の「キャラクター」だと思うのです。


出世する奴の9割は大体人間関係でうまくいってますねぇ。ええ。
(偏見によりエビデンスは無い)


と、まあ今まで出会ってきた売れっ子経営者、
芸人、芸能人、カメラマン、決まってみーーーーーーんな謙虚!!!!!!!

ただ、謙虚すぎないラインが上手い。
そして無名な私みたいな人にも気さくに話をしてくれる。

きゅん。

そんなある時年商2億稼いでる社長さんに
「自分自身を売れる商品(キャラクター)にするにはどうしたらいいか」
と失礼な質問をした事がある。

社長は???って顔をしながらゆっくりとカルーアを飲み、
ゆっくりと口を開いた。


心に阿部寛を飼うんだよ


その言葉に衝撃を受けた。
5秒くらいその場が固まった。


「・・・阿部・・寛・・?」


私は繰り返すことしかできなかった。

「そう、あの阿部寛。ただの阿部寛じゃないんだよ・・」


多分阿部寛にも四天王がいるんだろう。
そんな口ぶりだった。
阿部寛に無知な自分を恥じた。


「仕事をしていると、無理難題なことをふっかけてきたり、理不尽な事を言ってくるクライアントさんが出てくるじゃない?」

「えぇたまにいますね・・・」

「そんななことは当たり前というか前提で、ストレス溜まると反発したり、
こっちは専門職なもんだからNOが言えちゃうわけで」

「はい・・・」

「本当は話を飲み込んだ方が早いのよね。あーそれ良いですね!しかしこっちのやり方のがもしかしたら効率いいかもですよね!って言えたら最高じゃない?でもどうしても最初は良くても慣れてきたらお互いに意見をぶつけるようになっちゃう」


「そうですね・・・・」



そう返答したが、
「阿部寛・・・」と心で阿部寛の登場を欲している自分がいた。


「そこで阿部寛だよ・・・・」


遂に登場なされた。
待ってました!!!!阿部寛!!!!!
トイレで長蛇の列になってた時自分の番になった時の
清々しさとワクワク感を感じた。

「ドラゴン桜ってドラマわかる?」

「はい、世代なので観てました」


「その主人公桜木(阿部寛)を心で飼い慣らすんだ」


そう言ってカルーアミルクをぐびっと飲みほした。
その顔は離婚話をするような神妙な顔、
いやまさに戦場帰りの兵士の顔をしていた。


このおっさんは本当に大丈夫なのか?
心配な私をよそに話始めた。


「結局仕事は人間関係がうまくいく奴じゃないと先には進めない。
若いうちは若いってだけで仕事はもらえたりするけど、25くらい超えるとみんな「出来て当たり前」になるんだ。そんな僕でも心がある。失敗したり言い返したりする。それでも言い返さない方が得策な時もある。感情をうまくコントロールする時自問自答をするんだけど、それを阿部寛に置き換えるんだ」

そう
この社長さんはドラゴン桜が好きな人だったのだ。
故に阿部寛のファンなのだ。

「失敗した時、誰にも言えないときに心の中の阿部寛が「失敗した時は笑え!」そう語り掛けてくるんだ」




医者・・・・・。



「本当にダメなのはその失敗を次に活かせないやつだ。そう心の阿部寛に諭されて立ち直った時もあったよ。理不尽な事を言われても「なんだこいつ?東大へいけ!!!」経験上こっちのが分かっていて的外れなこと言われても「なんの知識もないな!東大へいけ!!」と心でとりあえず代弁させてから会話をすると、なんだか「まあまあ桜木先生(笑)」ってなるんだよね、そうするとワンクッション置いて話ができるのよ、なんか心に余裕が生まれて色々なアイデアとかもポンポン出るようになった」


この人はファンとかじゃなく、
もはや信者だ。
心のイエスキリストを阿部寛と言う
実在する人間に置き換え神格化させている。


「そして阿部寛を演じれるようになってきたんだ」


舐めてた。
この一言でこの人は阿部寛に
精神を乗っ取られていることが判明したのだ。


「何事も自分らしさが大事と言うけど、プライドがあるし
臆病なんだよ僕は。でも自分が好きなキャラクターを演じてなりきっていると
不思議とうまくいく。自己暗示って仕事のマインドでも必要だと思う。そしていかに自分をクライアントに良さを伝えるか、立ち振る舞えるか、たどり着いた答えが、阿部寛だったんだ」


阿部寛だったんだなぁ。



そう、周りにどう観られているかを気にするかより
なりたい自分になったほうが自己評価しやすく、
売りたい商品として成り立つのだ。

まさか阿部寛がこんなに出てくるとは思わなかったしこんなに阿部寛な人を見たことなかった。


「奥さんが風呂洗いとご飯作れよまだかっていってるから帰るわ」


そう言って寂しそうに帰宅していく背中はまるで
阿部寛と言う人間を飼い慣らした立派な兵士であった。
彼はまだ戦場の果て、阿部寛を演じているのかもしれない。


と、まあマインドは大事です。
私も理不尽なこと言われたりしても
「何言ってんだこいつ?まあ、いつでもぶっ倒せるし許してやるか〜」
と心で相手を許してあげてます。

売れっ子になるって
相当良いやつに徹するか、
相当相手を考えて行動するか、
めっっっっっっっっっちゃ良い仕事をするか。

でも気に入られて損する事ないし、
それの蓄積なんですよね。

そして人を大事にしましょう。
「仕事もらって当たり前」なスタンスは
今日からやめましょう。本当。まじで。ガチで。

それではみなさま、
読んでくれてありがとう。
読んでもピンと来なかったら東大へ行け。

または海外へいけ!!!!!!!!!

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