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SST&PG療育! No10 あいさつはなぜ大切なの?&続プログラミングできるかな?

10回目のSST&PGの集団療育を行いました。

今回のSSTはあいさつの大切さを理解し、実際に使えるようになることです。
PGでは個別課題を行います。あいさつもですが、前回の質問するも使えるように促していきたいと思います。

前回はこちらです。

ねらい

あいさつの種類を学び、大切さを理解する。そして実際に使えるようになる。

プログラミングではあいさつだけでなく、前回の質問するもできるようになること。

SST:あいさつの大切さを理解し、実際に使えるようになる

あいさつは皆さん使っていますが、子どもでも大人でもずっと使います。

その大切さは何かを考えて理解した上で、使えるようになることを目指します。

まずはどんなあいさつがあるのかを考えてもらいます。

「おはよう」「こんにちは」「いただきます」「おやすみ」「ごめんさい」

広い意味で「ごめんなさい」や「ありがとう」もあいさつだと知ってもらいます。

あいさつは、相手に対して意思や感情を伝え、関係を良好に保つための基本的なコミュニケーション行動です。

狭義のあいさつには含まれませんが、人間関係を円滑にする重要な要素としてあいさつの一部として捉えています。

あいさつするときにどんなことに気を付けるべきかを考えてもらいます。

「聞こえる声であいさつする」「相手の目を見てあいさつする」「ちょうどいい大きさであいさつする」

朝、友達に合った時のあいさつをロールプレイしてみます。

2人であいさつしてもらって、それを他の人は見て良いところを伝えます。
「目をみてあいさつできているのが良かった」
「良い感じの大きさでできているのが良かった」
「会釈しているのが良かった」

この感想をもらってあいさつする側は「褒められて嬉しかった」と感想を述べる。

あいさつする側とされる側を入れ替えて何回か繰り返します。

その他にも『友達の家に遊びに行った時のあいさつ』『朝、学校の先生にあったときのあいさつ』もロールプレイを行いました。

皆さんとても良くできていました。

PG:先週の課題の解説!プログラミングは課題をたくさん

先週LEVEL1~LEVEL5までのプログラミング課題を用意しました。

全体ではLEVEL2の途中くらいまではクリアできました。
早い子はLEVEL3までクリアしていました。

今回も自力でプログラムを作ってもらいます。

先ほどのSSTを思い出してもらい、あいさつをしっかりとしてから始めます。

前回と前々回は質問の方法をSST行いました。

前はわからないことがあると、席から喋りだしてしまうこともありましたが、わからないことがあったら手を挙げて、先生を呼んでから質問するという行動が定着してきました。

「どうしましたか?」
まずは何に困っているのか聞くことにしています。

「画像をアップロードしたいのだけど、どこからできるかわからなくて」
「ポストにぶつかったらと止まるようにしたんだけど、止まらない」

LEVEL3 ポストにぶつかったら止まるプログラミング見本

どんどん手が上がります。

対応が追い付かない。

質問内容はとても具体的で分かりやすい。

多分忘れてしまっているのは、質問するときの言葉遣いですね。
全員というわけではありませんが

「あのさー」
「これがさー」
「ここがわかんないんだよね」

友達と話す場合、先生と話す場合など再度行った方が良いかもしれません。

徐々にではありますが、SSTで行ったことが定着しています。

課題の進捗度は差が見え始めているので、補習できる子には別途対応したいと思っています。

そして、変数の使い方に入ろうかと思います。


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