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アニメ観た?🍎2024年秋アニメ 『異世界失格』

こんにちは🍏🍎ネタバレたぶん大丈夫👍

最近観たアニメについてただ話したくなったので書いてみた🫶ってノリなので、気楽にどうぞ( ᐛ )パァァァ
ハッと気付かされる★4
最初のスピード感★2
(※)特段基準なんてないので★は御愛嬌

主人公はまさかの小説家📚️

とある理由から死に急ぐ男の物語。

さて、異世界失格と言われてなにを連想するだろうか。キャラデザからも男が誰であるかわかるであろう…

そう💡『人間失格』を書いた太宰治を思い浮かべるに難くはないはず

🍎が、このアニメが気になったのも、「異世界」と「日本有数の小説家」との組み合わせである。
「文豪ストレイドッグス」のように、アニメキャラに小説家の要素がある作品はあるが、本作は少し毛色が違うようである。キャラというよりは、この物語の動機付けに当たるところまで踏み込んで取り入れている。


太宰治と毒薬…🫙

とある理由から、毒薬を飲み死を選んだ男

私は日本文学に詳しくないので全部調べた内容だが、太宰治について少し書いておこう🍏

太宰治。明治後半から昭和にかけて生きた小説家。『走れメロス』や『斜陽』が有名でしょうか。
若いときから読書と執筆を始め…芥川龍之介、井伏鱒二などを敬愛する。

天敵なのが、『伊豆の踊子』を書いた川端康成。太宰は、受賞出来なかった芥川賞の選考委員の川端に激昂している。

🍎も川端と無関係でないためなんだか親近感が急に湧いてくる。
川端との天敵っぷりは、作中にも一瞬出てくるので、楽しんでもらいたい。

🍏🍎

その後も、自殺未遂や薬物中毒に苦しみながらも、名作を書き続けた太宰。

太宰が、毒物として飲んでいたのが
「カルモチン」🫙
実際に太宰が愛する女性と心中するのに使ったものである。
本作にももちろん登場するので、覚えておくとそのパワーアップにクスッと笑えるでしょう🤭

…もちろん真似しないように🤦


『異世界失格』なぜ?

絶命した先の異世界で、
勇者と告げられる主人公✨

よくある展開ですね。
さぁ…セカンドライフながら自身の運命を受け入れ、世界を救う!

……な訳はなく🤷

尚、死に急ぐ男在り。

そりゃ異世界の勇者失格だよなぁ…と感じる展開…そのように呑気に観ていたら…

全く別の方向からのタイトル回収!
油断しすぎて一本を取られた💡(°꒫°๑
まるで『アイ◯ル』を観ているような意外性を彷彿とさせる。

🍏🍎

派手さは皆無な主人公が異世界に呼ばれた訳は一体。周りのキャラは、いかにも異世界キャラ!という正統派であるがゆえ、それとのコントラストが謎めいた違和感を生み、薄くずっと漂う。

なにが「失格」なのか
果たして勇者とはなにか
正義とはどうあるべきなのだろうか
なぜ、人は悪を「作り」戦うのか
そんなことを考えさせられる作品である。


最後に…根気強く観てほしい😂

最初の1話がスピード感がなく、少しギャグ要素が多いため、本質が掴めず諦めてしまう人がいる気がする…もったいない(⁠๑⁠•⁠﹏⁠•⁠)

しかし本作の本質はその後。是非3話くらいまでイッキ見してから判断してほしい。


最後まで読んでくださりありがとう🍏🍎

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