ロンドン漂流日記9月
2024.9.26. Thu
朝から雨の音を聞いて目が覚める、しかし空は青い。少し慣れてきたロンドンの天気だ。
慌てて子どもを起こし、制服に着替えさせる。7歳になったばかりの次男坊はいまだにポロシャツの一番上のぼたんが簡単に留められず、泣きべそをかいていた。
8:00から就業をスタートして、いくつかのメールが吉報を含むもので嬉しかった。日本との仕事はオンラインで随分とスムーズに進むようになった、ありがたい世の中だ。
途中近所の人からSecondary Schoolの情報をもらいにランチに出た。こちらで言うところの中学受験がしっかりと渡英と同時に待ち受けていて、クラクラとしながら情報収集をしている。
国が変わっても子どもの教育に頭を悩ませるという行為はどこまでも一緒なのだ。
2024.9.27. Fri
ロンドンの天気は本当にコロコロとよく変わる。先ほどまで雷と豪雨だったのに、突然晴れだしたり、次の瞬間には嵐が戻ってくる。
今日は顔見知りの香港人のママが私の上着を見て、「それウォータープルーフじゃないんじゃない?!持ってるやつ貸そうか?!」と心配してくれた。朝は雨が降っていたけれど、今は青空なのに。家まですぐそこだから大丈夫だって断ったけれど、そんなに心配されるとは思わず何だかおかしかった。ウォータープルーフ絶対。
仕事でお世話になっている人とGoogle Meetで長く話し込んだ。仕事の話もしたけれど、雑談も。この、雑談パートのために仕事をやっている所はある。
2024.9.28. Sat
子供の日本語補習校へ。二つの言語を学ぶというのは本当に大変なことだ。子供たちえらい。
送り届けた後、夫と子供たちの歯医者手配の打合せをした。イギリスでは公的医療保険のようなものをベースにかかりつけ医登録が必要だったりする。歯医者の制度を調べたり、登録の方法を調べたり、それは誰がやるのかを話し合った。国が変わった瞬間、特に医療周りはむずい。
2024.9.29. Sun
長男はテニスの教室へ。5歳から本人の希望で始めて、まぁ好きそうだからいいなぁと思って見守りながら4年、いまだに楽しそうで何よりだ。好きって大事だよね。
住んでいるエリアにはあまり日本人のご家庭を見つけることがないのだが、たまたまテニススクールにいらっしゃり、少し話をした。立ち話が気軽なのは同じ言語同士の大きな特性なのだ。
2024.9.30. Mon
月曜日は毎度朝6:00からMTGが続くので、子供の支度などほぼ夫任せである。しかしチラチラ横目で見える子供たちは、水筒持ってない、制服の着方があまりちゃんとしてないなど、兎に角気になる。
私たちが共働きを続けてもうすぐ10年、私なりのコツは「相手に任せた限りは口を出さない」なのだけど、毎回忍耐を要する。そしてたまに失敗する。ままならない。
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