授業中に、うるさくなった!改善するのは生徒ではない。
授業中、生徒が関係ないことでしゃべったり、騒がしくなっちゃうときってありますよね。
あるいは、同僚の先生に「あなたのクラス!本当に騒がしくて困るんだけど!」と言われること…ありませんか?
確かに、困った問題です。でも、それを解決するには、絶対に目を背けてはいけないことがあるのです。
新商品のハンバーガーが売れなかったとして、それを買わない客に、文句を言う店はない。
音楽フェスで、ノリの悪い客に愚痴をこぼすロックバンドは売れない! 一流のバンドは、どんなお客をもノリノリにさせる。
耳の痛い事かもしれません。でも、避けては通れないこの世の❝真実❞です。
あなたの授業で子どもがうるさくなるなら。その本質的な解決のためには、教える側のあなたに改善が必要なのです。
同僚の授業がうるさくなるなら、それはその同僚が授業方法を改善しないといけないのです。あなた自身の課題では❝ない❞のです。
この事実から、目をそらし続ける限り、あなた、あるいはあなたの同僚は、これからもずっと授業で、子どもの私語に悩み続けることになります。
もちろん、意図的に授業を妨害する生徒には、指導が必要です。
でも、ほとんどの場合、子どもは悪気なくおしゃべりをしているのです。
#お腹が空いて 、グーとお腹が鳴るのと一緒!
#子どもへの指示は端的明瞭か ?間の取り方は適切か?発問は本質的か?
子どもは、あなたを困らせてやろう!などとは、思っていないはずです。
#せいぜい自分に注目して欲しくてやっているだけ !
#それをかわいいと思うくらいに大らかであれ
子どもは、あなたを見くびってなどいないのです。むしろ、あなたが自信を無くしているからそう見えてしまうのです。
子どもを一方的に怒鳴って…仮にその場を収めたとしても、同僚の先生が間に入ってガツンと言ってくれたとしても、ダメなのです。
あたなたや、あなたの同僚が、この本質から目をそらしている限り❝問題解決❞は永遠に訪れません。
でも、言い換えると、解決の❝カギ❞はあなたの手の中にあるのです。
やるか、やらないかはあなたが決められます。
授業が上手くいかない同僚の先生を救いたいなら、あなたがクラスで子どもの指導に入ってはダメなのです。
信じましょう。
自分を。そして同僚を。
by カボス田 きよみ🍊