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3期目のXデザイン学校始まる

「大人の学びは、ゆっくりダラダラ続ければいい」

その言葉を額面通り受け取って、今年もXデザイン学校にお世話になることにしました。3年目。今年はちょっとグレードアップしていきたいので、東京校で開催されているマスターコースへ。すべてオンライン講座です。地域・年齢を考えると、相当アウェイのはずですが、それほど感じずに済むのがオンラインの良いところ。第一回目の講座は、ユーザビリティ、UX、デザイン思考、サービスデザイン、そして、エフェクチュエーションまで、エッセンスが凝縮された座学中心の一日でした。

3つのエクスペリエンスデザイン

UX(User Experience)、EX(Employee Experience)、SX(Social Experience)。EXとSXは聞き馴染みのない言葉でしたが、CS(顧客満足、もしくはカスタマーサクセス)やES(従業員満足)、Social ValueもしくはCSVへ置き換えて考えてみると、まさに企業経営そのもの。体験から仕組み全体を捉えてデザインしていく、ということを1年通して体得していこうと思います。

3つのエクスペリエンスのうち、EXがブランド体験を生み出す源泉になるという話はとても興味深かったです。SI会社にいたとき、「CSの前にES」という方針がありましたが、そこでの意味合いは「満足=不満がないこと」というレベルで、どちらかというと従業員は受動的、指示を受ける側、というのが暗黙の前提。およそブランド体験を生み出すという文脈には至っていませんでした。

また、インナーブランディングやインナーコミュニケーションの重要性を認識して取り組んでいるものの、ブランド教育的であったり、社員の意識変革を促そうとするものであったりして、従業員の体験をデザインするという視座にはたっていません。EXと捉えることで、ここにもリフレーミングできることがあるというのは発見でした。思えば、東京ディズニーランドで従業員を「キャスト」と呼ぶというのは、顧客にブランドの世界観を伝える演出の一つのように考えていましたが、これもEXと捉えることもできますね。

己は何者か、まだまだ曇り空

自分を表すシンボル、自分の性格、強み・・・。

チーミングのために自己紹介を何回かしましたが、己は何者なのか、どんなことを目指していて、どんな得意技をもっているのか、今風に言うと、自分にどんなタグがつくのか。いまだにスッキリと言語化できていません。ライフラインチャートで分析すると、幸福度は、私生活の変化や充実度に左右される振り幅の方が圧倒的に大きく、それに比べると、仕事・キャリアでの落ち込みや嬉しさというのがさざ波程度に感じてしまいますし。

どうやら自分はマーケティングコミュニケーションに軸足を置きながらも、人間関係構築やチームマネジメントに興味があるのだというところまでは分かっているのですが、さらに今、デザインを学んでいるのは、業務で活用できそうというのはもちろん、そもそも人間中心の考え方に興味を持ったからなんだろうと思います。

今年はリフレクションをちゃんとする

ということで、己を知るという意味でも今年はリフレクションをちゃんとやっていこうと思います。意外と難しいリフレクション。言うは易し行うは難し。なぜそう思ったのか、行動したのか、どんな気持ちになったのか、自分は何を大切に思うのだろうか・・。まだまだ時間がかかるのですが、外化していく癖をつけるつもりで。

最後に。チームメンバーの皆さんはさすがキレ者ばかりの印象!刺激的な1年間になりそうです。

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