見出し画像

免疫アップ!腸いい話③<一部有料>

◉腸管免疫とは?

小腸の腸管の免疫器官のことを腸管免疫と言います。
人の免疫細胞の6〜7割がこの腸管に存在しています。

そして、免疫細胞というのが白血球です。
同じものなのに、いろいろな言い方があるのでややこしいですが、これです。
では、この免疫細胞というのはタンパク質そのものなので、材料であるタンパク質やアミノ酸(タンパク質が分解されて一番小さくなったもの)が不足すると、機能が低下して感染症にかかりやすくなってしまうのです。

タンパク質不足はT細胞(免疫細胞の一種)などの白血球を減少させ、それによって免疫力が下がってしまいます。
その結果、免疫応答や炎症応答に関わるインターフェロンガンマ(IFN-γ)の減少を招き、普段はおとなしい日和見菌感染を増殖させ、死亡率を上げてしまうということが起こります。

では、ここからは、様々な免疫細胞たちを紹介して行きたいと思います。

ここから先は

3,714字 / 11画像

¥ 330

よろしければ、サポートをよろしくお願いいたします。 いただきましたサポートは、情報発信への活動費として使わせていただきます。😀 応援よろしくお願いいたします。