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【インド】【沖縄】だから夏にゴーヤが採れるのね!~アーユルヴェーダ的視点から~【アーユルヴェーダ】

「夏バテ防止にウナギを食べよう!」は、、、、アカンやつだと思います。
(私の理解では。)

こんにちは。キヨリンドです。
2021年6月12日現在勤務させていただいております辺戸岬観光案内所は本日も平常通り10:00~17:00で開所致しております。
2F「ふしくぶカフェ」は休業中となっております。ご不便おかけいたします。

「アーユルヴェーダを日常に取り入れ自然界と調和する」試みをしております。ご興味ございましたらこちらもどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨日はうきたむ様のとても面白い記事を引用させていただき、アーユルヴェーダのヴァータ体質についての記事を書きました。

本日は、「夏に食べると良いもの」について書いていきたいと思います!
では、ヒーウィーゴゥ!!!

◆アーユルヴェーダ的季節の過ごし方がある

アーユルヴェーダでは季節を6つに分けて考え、それぞれに適した過ごし方を推奨しています。ですが、こちらの分け方は日本とは大きく風土の違うインドでのお話し。学習時は理解に苦しみました、、、
先生に何度も質問し、とうとう先生が滞在中の部屋までやってきてくれたっけ笑。
でも、残念ながらインドの季節と日本の季節の共通部分を重ね合わせきれず、謎ポイントを完全消化出来ずに帰国しました涙。
それが!!!サトヴィックアーユルヴェーダスクールさん主催、在日インド人アーユルヴェーダ医師Dr.アーシャによる「季節の過ごし方講座」を受講し、クリアになったのです!!!!!!(季節の過ごし方は、ルトゥ(季節)チャリヤ(行い)と呼びます。)

◆クイズ

ここでクイズにお付き合いください。
アーユルヴェーダ的観点から、人々の体質は5大元素に基づいて分類分けされるとされています。

・風、空間の要素→ヴァータタイプ
・火の要素→ピッタタイプ
・水、土の要素→カパタイプ

そして、体の器官もこのタイプに分類分けされます。
例えば、おへそから胸までがピッタ、胸から上がカパ、おへそから下はヴァータ、その中でも鼻腔や耳の穴はヴァータ、目はピッタ、などなど、複雑に絡み合っています涙。
では!
Q,この体内のタイプ分け、夏場に乱れる(増える)のは何タイプでしょう

キヨリンド:いやいやいや、聞かなくてもわかるでしょう!夏は暑いのだから、体内の火の部分ももっと燃え盛って増える!ということはピッタが増える!

A,いいえ。正解はヴァータ(風、空間)が増えます。

ええええええ?!
何故なんだ!!

◆外が暑いと体内の火はエコモードでOK

ピッタ=火=消化力。(アグニと呼びます)
私たちは、常にお腹の中に火を持っています。
では体内の火を沢山燃やす必要があるのはどんな時でしょうか。

・食べ物を消化する時
・体を冷やさないようにしようとするとき
・体内に入った不要なウイルスをやっつけようとするとき
etc,,,

と言うことは
夏は、

体を温めるためにお腹の火を沢山燃やそうとしなくて良い

ピッタ増えない

消化力弱め

ということになりますね。
ですから、「精が付くようにウナギや脂っこいものを沢山食べよう!」は、、、、、、ちょっと、、、、ねぇ??笑

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↑ゴーヤーチャンプルなら良いのではないかしら!

◆では、何を食べよう?

では、どんな食事が良いか考えてみましょう。

✖ 暑い!!冷やそう!!冷たいものをいっぱい食べよう!!

ここまで読んで下さった方は既にお気付きかと存じますが、既に弱めの消化の火であるところに冷たいものを沢山投入してしまったら益々消化の火が弱まってしまいます。
消化力弱い=未消化物が溜まる=病気の原因、です。
冷たいものの飲みすぎで夏バテになる、というのはまさにこれが原因ではないかと思います。
とはいえ、体内を熱すぎる状態にしたくない、、、
ではどうするか?

 ピッタを下げる味のものを頂く=甘味、渋味、苦味のものを頂く

です!!!
アーユルヴェーダでは6つの味(甘味、渋味、苦味、酸味、辛味、塩味)をバランスよくとり、体調によって加減を変えるという体調管理が「基本のキ」となっております。
ですので、全く食欲がない方は酸味のものをとり食欲を戻したり(酸味のものはピッタが増える=消化力が上がる)、苦いもの受けつけないわ(おそらくヴァータが増えている状態)、という方は苦味はヴァータが上がりますので無理やり大量に我慢しながらとる必要はありません。(健康な時に限り、ですが。)
日頃から自分の心と体としっかりと向き合い、対応することが重要なのですね。深いですね~アーユルヴェーダ。
これ、なかなか現代社会では難しくなってきている気がします。
(元来の私たちの能力に戻したい←野望))

◆だからゴーヤなんだ!!!(やっと)

ようやく言える。

だから夏にゴーヤなんだ!だって、めちゃ苦いもんね!!!

ですね。
季節に採れる野菜を頂くというのはとても理にかなっているのですね。

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◆まとめ

私キヨリンド、ずっとずっと疑問に思っていたことがありました。
それは、「なぜ夏場に苦味の代表格のようなゴーヤが採れるんだろう、、、?」ということ。
なぜ疑問だったかと申しますと、

苦味&渋味=カパを下げる=春先にとるとよい

↑こちらの情報はアーユルヴェーダーの方でなくてもお聞きになった事がおありかと存じますが、春の暖かさと共に冬の間に体内に溜まったカパ(冷たい、ねっとり、重い性質)が溢れ出すと言われているので、春先はカパを下げる渋味、苦味(辛味もあります)をとると良いとされています。
というのもあり、私の中では苦味と言えばカパを下げる(ピッタも下がるのになんとなく蚊帳の外だった笑)でしたし、さらに「夏場に体内のピッタは上がらない。けれども、増えすぎないようにコントロールする必要がある
ということもDr.アーシャの講座を受講するまで知りませんでした(ToT)
いや~、一方方向からしか見えていませんでしたね!
サトヴィックアーユルヴェーダスクールさんの単発講座は本当におすすめです!アーユルヴェーダ―でなくともわかりやすい講座もありますよ!
(勝手に宣伝。笑)
ということで、

夏は沖縄県産のゴーヤを沢山食べよう!

おあとがよろしいようで笑。

最後までお読みくださりありがとうございました。
スキ、コメント、フォロー、励みになります。有難うございます。

キヨリンドでした。




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